

陰謀論が流行っているので多少知識つけとかなきゃと陰謀論で代表的な本書を読んでみた。
トランプ・プーチン絶賛最後は惟神ともうトンデモ要素満載でありました。
馬渕氏の出版の量はものすごくてすごく売れているみたいだし、知人にも世の中の少し物のわかってる人はディープステート=ユダヤは常識という人もいるので少し期待して読んだのですがやっぱりトンデモでした。京大卒の元エリート外交官で紳士的な風貌、これや間違いないという人がこれだからそりゃそうなるのも無理ないか。
読みやすはまあまあで、コミック本とさして負荷は変わらない程度。字が大きいので老眼の身にはありがたい。そして索引も参考文献も全く記載されていのがなお読みやすい。(巻末のあれは老眼には厳しいのです)つまり、内容は著者の頭の中ではこういう理解ということの陳述であまり根拠は明確ではなさそう。物書きとしてはとてもうまい戦略でさぞ儲かっているでありましょう。
外交官として高い報酬を食んできてこれだからある意味大成功であります。この時のためにキャリア詰んだみたいな気がする。
ウクライナをめぐる事柄は事実も多いのでしょう。目の前で見てきたわけだから。
見た事実をどう解釈するかは各人各様でいいと思うのだが、少なくとも公務員として禄を食んできた自覚がやや足りないような気もする。ニュートラルな視点でないことは確かで、面白おかしくユダヤ金融資本=ディープステートを語る、今五島勉なのかもしれない。
本書を読んでいて、言葉の定義があいまいであること、文脈上矛盾するのではないかと思われる事実の解釈が多いように感じた。
少なくとも本書のような現代史を論じるような著作では言葉の定義、事実の多面的開示と、自らの判断の根拠を示すべきだろうが適切とは思えなかった。
とはいえDSとかユダヤ国際金融資本とか言われたとき、「こんなことね」、的な認識は持てたのでまあ良しとしましょう。世界史の流れで言えばアングロサクソン一強の時代じゃくなってるのでその変化の過程としてみるほうがいいんじゃねえかと思うが、どうもユダヤのせいにしたいらしい。すごいレイシズム。差別意識持ってないと思ってるほうが怖い。黄禍論とさして変わらん気もする。
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