「世界の未来」

ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義 

エマニュエル・トッド ピエール・ロザンヴァロン ヴォルフガング・シュトレーク ジェームズ・ホリフィールド 朝日新聞出版 大野博人

本書は、「朝日地球会議2017」(2017年10月1日~3日)に登壇したピエール・ロザンヴァロン、ヴォルフガング・シュトレーク 、ジェームズ・ホリフィールド各氏の講演とインタビューに加えて、「朝日地球会議2016」に登壇したエマニュエル・トッド氏の最新インタビューを収録したものです。

本書中表紙裏

講演録+インタビューしかも時期の異なるものを構成したものは、実際はその編者の著作ともいうべきものであり、せめて編者として表紙に名を刻むべきと思うのだが、まあそういうところが朝日なんだろうというのは余計な感想。

各氏とも短い内容であるから、編者の意図はどこにあるのかというのを考えるのが面白そうではある。
ちなみに「朝日地球会議2017」はほかにも盛りだくさんなのだから記録というわけでもなかろうにと思う。
それはそれとして本書の中ではシュトレーク氏の内容が興味深かった。

グローバル化あるいは新自由主義的な世界観と民主主義の相克というか民主主義の限界を、前者の恩恵を最大限受けているドイツの識者が論じているのだが、いかにも編者の意図が透けて見える気もした。
分かりやすいい言葉遣いで他の講演録やインタビューが本書で取り上げらあれている理由が腑に落ちる。

ならばそう主張すればいいのに。

わが国では岸田内閣成立、安倍元総理暗殺(陰謀論にはくみしないがそう単純でもあるまい)と時期を同じくして竹中氏がパソナ会長引退(逃げたとしか見えない)など実は結構バタバタしているのだが、表層ではいたって平穏である。COVI19やロシアのウクライナ侵攻に起因するエネルギー問題や為替・物価など、「結果」として起きていることでは騒いでいるが、「原因」の方はか会われていない気もしているので、あながち本書の狙いは外れているわけでもないとは思う。

多様な視点を持つことはだ大切だが、意図をなぜか隠したような書物には注意しないといけないことがよくわかる本でありました。

☆1

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