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「日本再興計画」 落合陽一 幻冬舎

幻冬舎

もはや我が子の世代のとんがった子みたいなので気にはなってたんだけど、初めて本は読んだ。
面白い本だなと思ったのは、途中までやたら注が多いのに半ば過ぎは注がなくなって、明らかに端折ってる感丸出しってこと。

目次から見ると、アウトラインを決めて書き始めたんだけど、締め切りかページ数・価格で適当に切り上げちゃったけどいいよね?みたいでなかなかよろしい。

私の年代でいうと父親の「スーパードライーーー!」のイメージが強くて、だいぶ中身のない本を買った人も多いのではなかろうか。
僕は古本でしか買わなかったから貢献度は低いのですが、結構儲かったんじゃないかね。

というのも本書の中で毎日違う家庭教師が幼児のころ来ていて保育園より安かったとかほざいているので金はある過程だったんだろうなと思ったから。
毎月9万円が安いとか言える家庭は全体の1割もねえよ、馬鹿垂れ小僧と言いたくなりました。

そうした、あまり常識的でない育ち方をしてきたからこその「ダイバーシティ」なのかもしれんが、文章の書き方も少し学習してほしかった。
カタカナだらけで何が言いたいかわからなくなる部分もあるし、それはあんたが語学力その他のリテラシー低いからじゃね?みたいな印象はとても感じが悪い。

「ホワイトカラーおじさん」はもはやそこらで伝票処理とかやってろみたいな、若気の至りでは済まない様な経験者への侮りはいかんともしがたいね。
そのおじさんたちが君の生きている第2の敗戦=バブル崩壊以降何とか支えて君達にご飯食べさせてきたんだ。

と、悔しい部分ではあるのだが、まあうまくいってないというのは事実で、問題はおそらく山積みであることは認めるよ。
また本書で指摘があるように、拾えるあるいは使えそうな材料がいくつかあって、その組み合わせや有効化ができていないという若い視線は評価できる。

でも、本書で一所懸命コンピューテーショナルってうなってる電源どうすんの?と質問されたらなんと答えるのかな、など突込みどころ満載で何とも若者らしいところも好ましい。

どうやらホリエモンをリスペクトしてるところがある雰囲気がほのかに香ってそこもいじらしいではないかと思った。

自分の子供とまともな議論はしたことがないし、どうしようもないダメ親父と思っているだろうことはまあ表情でもわかる。
なんだか落合信彦の似非ジャーナリスト批判をまともに受けて、ダメージ負ったACみたいな気もするが今後の活動次第なのだろうと、応援したくなります。

適当にがんばれ。

2019/10/21

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