

シリーズ化されてる録画してみてるが書籍で読んでみる気になったのでまずは最初から。
番組ではごく短い時間しか垣間見れない制作者の意図というか問題意識は書籍化されていると分かりやすい。
当然今回のパンデミック以前だし、もっと言えば米中相争うという状況も今ほどではない時期の2016年の放送だ。
強いてあげるなら、サブプライムからリーマンショックが深刻なリセッションを起こしてそこから回復したと世の中が落ち着いたころ。
本書の中でもAIについて少し触れているが、この時点では近未来の話で、まだ海のものとも山のものともわからない状況が背景。
そのように振り返ると、変化のスピードはすさまじい。
変わっていないのはおそらく、資本主義が資本に奉仕することが目的のシステムであってほかの何物でもないということ。
セドラチェクの言葉は、非資本主義の世界から俯瞰するようで、今の自分たちのありようがまともなのか?という問いかけがやんわりと鋭い。
「成長資本主義」の中に今風の「新自由主義」はあって、対極に過去の失敗作として東欧・ロシアの共産主義があるのかもしれない。
縄文ロマンという言葉があるけれど、あんな複雑な焼き物を食うに困るレベルの人々が作っていたとは思えない。
おそらく彼らは食うには困らなかったが、今の我々より短命で何か事があればはるかに脆弱だったとは思うが、不幸だったとは思えない。
そんなことを思わせる内容がセドラチェクの言葉にはある。
中共の台頭はすさまじいが、そのエンジンは何なのか?エンジンが無いように感じる日本はどうなるのだろうか?
さらにはパンデミックで100年ぶりに人以外の脅威を肌身で感じた人類はどこに向かうのか。
食うことに足りた人類の欲望とは何か?
色々なことが脳裏に浮かび、知的な好奇心が刺激されてしまった。
シリーズの録画をもう一度見てみようなどと思ったのであります。
2021/11/01
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