「老人支配国家 日本の危機」 エマニュエル・トッド

相変わらずなんでその本を読むのかというと、芋蔓式に読んだものとの連関や読了した本文中で取り上げられたりしているからなのである。
ある意味インターネットの広告みたいなもので関心をもつとそこから延々と類似のカテゴリーのものがわいてくるようなものである。
今回はウクライナ侵攻が契機であって、それもSNS上の新ロシア的なアカウントや逆の立場のアカウントがそれぞれてんでんばらばらの情報を出しているので何が正しいのかわからないという状況から多少なりとも抜け出したいということなのだあった。

ブレジンスキー氏あたりのアメリカの考え方、下斗米氏の宗教的背景を踏まえた分析などは、住宅不動産で国内のことばかり見てきた自分には役に立った気がする。大陸というのは大陸なだけあって皆隣同士なのであるが、様々に連続と断絶があるものだと感じさせられるた。

今回はフランス人である。直接にウクライナ・ロシアの問題には結びつくものではないが、トッド氏はソ連の崩壊を「予言」したことで有名らしい。
本書は、タイトルにある内容に触れているといえばそうなのだが、対談集なので直接タイトルの内容をまとめたものではなかった。

といっても、日本の問題に触れつつ英米人でないヨーロッパ人=フランス人の理詰めの言いたい放題として読めたので視点を増やせたという意味ではよかった。
逆に言えばいかに普段の報道がアメリカの影響を受けているかがよくわかるということ。
きちんと普段から様々な情報に触れている読書誌からすれば、既出の内容ばかりかもしれないけれど「ああ、そういう風に考えるのか。」という気付きを得るには内容の希薄さがちょうどよかった。

非英米系の欧州人の考え方をもう少し知りたくなるという意味ではいいんじゃないかな。
アラブやアジアの考え方も理解できるようになるにはもう一度人生をやり直すくらい時間かかりそうだと暗い気持にもなるが。

☆3

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