『目からウロコが落ちる奇跡の経済教室【基礎知識編】』中野剛志

KKベストセラーズ

この人の本はボリュームありすぎるのよね。
「富国と強兵」なんて完全に枕にできるし、訳書の「MMT現代貨幣理論入門」と合わせるともう持って歩けない重量。
どっちも手元に残したけど全然読めてない。
そこでお手軽にベストセラーズで「基礎知識編」と言いう次第。

MMT理論における貨幣の理解を前提とた現状分析というところだろうか。
経済学のノーベル賞はないとかなんかで見たが、経済は分析はできても予想したりセオリーを組み立てるのはおそらくとても難しいのだろう。
個々の欲望がどう転ぶかなんて予想もできないし、地球のどこかで災害(人間にとって)でも起きればがらりと状況も変わる。
独裁者の欲望で戦争でも起きればまた明後日の方向に転がっていく。逆に独裁政権の下ではもしかしたら経済学は成立するかもしれないが。

現状の不思議の日本経済をなぜだかうまく説明できている。
たぶん平成は昭和の高度成長とその後の急ブレーキ、円安のままでふかし過ぎて英米世界から叩かれて内需に向かいバブルそしてバブル崩壊をきちんと総括しないままに新自由主義的な道徳観で無理くり何とかしないとアメリカに怒られるみたい雰囲気と進駐軍の手先的ヘイゾー先生たちが幅を利かして気が付けば、気力も成長力も失ったけど沢山債権持ってる年寄の国になりましたみたいな時期だったのだろうなと個人的には思ってる。
昭和の戦後復興と高度成長、そこからの経済をテーマにした政治的戦争と再度の敗戦、そこを認識しないまま進駐軍のいうことを聞いていたのだ。

幸いなことにまだしばらく生き延びるだけのたくわえはあるようだから(個人的にはつらいが国とまだ大丈夫だろ)その間にちゃんとした手は打ってほしいものだと思う。
新しい東大に受からなかったことを引きずり続けるソーリはこの際だから在野精神大いに発揮してもらい、インフレになるほどの積極財政で臨んでほしいものだ。

どうせこのままではじり貧なんだ。プライマリバランスなんぞ気にせずやってみよう、でも行きすぎちゃだめですよという内容と承知しました。

インフレはコントローラブルであるという認識なのだろうが、通貨発行権があろうとも国際情勢の変化で極端な円安とか起きたらどうすんだろみたいな危うさが、あるとはいえ、傾聴して財務省のやむに止まれぬ大和魂あたりとぺ組んだらいいいんじゃね?などとも思います。

現時点で著者を抱え込む経済産業省の意図は何?とかのほうが気にはなる。

すぐ読めるからMMT論者の主張を知りたい向きには便利でした。


2021/12/11

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