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それを自分が見るだろうか?

僕は、deep learning というものをよくわかっていない。沢山のデータを収集して膨大な計算によってより「正解」に近いものを見出すシステムという程度の理解だ。
よかれあしかれAIがマスコミ含め当然のように取り上げられ、技術の進化深化はどちらかというと好意的に取り上げられることも多い。
どこぞの禿はシンギュラリティの先が見えてるなどと喚いてあちこちから金集めて投資しまくっているし、悪いことではないのだろう。

2年近く前になるが Alpha Go による人間最強の棋士の完全撃破以降、AIがいずれ人間の仕事の大半を行うようになり、一部のとても有能な人間とそれ以外の人に分かれるだろうと予想されたりしている。

偶然だろうか、資本主義の世界では富が富を生む資本主義の原理が高度化して、資本主義の象徴のアメリカで99%の人々がデモを行ったり、自由の国フランスでも黄色いジャケットの労働者によるデモが起きたりしている。

時を同じくして、資本主義の対極にあると思われてきた共産主義国家では独裁的な指導者が出現し、国内の政敵をなぎ倒している。
自由主義陣営の指導者はこれに対抗するため、武力以上に陰湿で効果のある経済制裁(第二次大戦を振り返るまでもなく経済制裁はほとんど戦争だ)を仕掛けている。

想起されるのは産業革命の際のラダイット運動だろう。
生産性を高める機械の発達は、食わなければならない人間にとってみれば、労働機会の喪失の可能性の高まりに他ならない。
農業でさえ、生産手段である土地の保有が寡占化することよって富と権力の集中独占が起きた。寒冷化などで条件が悪化したとき戦争が起こり食物の分捕りあいが起きてきたのが人間の歴史だ。

産業機械などぶち壊してしまえという行動の動機は空腹なのだと思う。

今起きている様々な生活の変化は、AIを筆頭に電子技術の進化によるところが大きいと思うが、どんなに便利になっても人は食わなければならないし、自分と自分の子孫の生存のためにできることはおそらく何でもやるということも変わらないだろう。

今の地球は偏りはあるものの食糧やエネルギーなどのリソースと人口の可能性の限界にあるような気がしている。
AI・技術の進化が恒常的にかつ平等に地球上の人々に恩恵をもたらす状況を自分が生きているうちに見れるのだろうか?

それとも破局的な状況がお訪れるのだろうか。
現時点で大きな力を有している国や人はそんな立ち位置で判断して行ってもらいたいと思う。
どうもそうじゃないみたいで危ないと思いつつ。

2019/2/6

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