問題が発生した時の事

「新型肺炎」で世の中大騒ぎになっている。
ウィキペディアのまとめで時系列を見てみると
 2019年12月 武漢で発生
 2020年1月16日 日本で感染者発生
 2020年2月1日  ダイヤモンドプリンセス号乗船者が感染していたことが判明
 2020年2月5日  ダイヤモンドプリンセス号隔離開始
 2020年2月13日 日本で初の死者発生
 となっている。

その間日本の政府の対応はどうだったのか。
 2020年2月1日 湖北省からの入国制限その後浙江省・韓国大邱など追加
 2020年3月5日 中韓からの入国の事実上の停止(14日間動けない前提で観光に来る人はいない)

専門家でないので大まかに見るとこんな感じかと思う。
その間、逆に日本人は様々な国から入国停止に近い扱いとなっている。
旅行に限らず、ビジネスでも大きな制約が確実に出ていることと思う。

検査を全員にするわけにもいかないだろうから、潜在的な感染者は既に国内に相当数いるものと考えなければならないだろうし、 季節性のインフルエンザに対して致死率は10倍くらいで 致死率が比較的高いので危ない感染症であることは間違いない。

なぜ、このような事態になったのか。
割と自明のことで、中韓とも今の日本にとって大切な顧客であり、かつ彼らにとっても日本重要な顧客であるから、人の交流はとても多く、またそれをいきなり断ち切ることは困難だったからだと思う。

最近話題のマスクの転売ヤーにしてもヤフーやアマゾンで見ていると売っているのは中国人と思われる人が多いようだ。それだけ彼らは日本に浸透しているし普段はそれがことさら大きな問題になることもない。
むしろ個人的には、どんなルートで入ってくるのかわからないけれど、チャイナグッズは価格と品質である意味楽しめるものとして重宝してきた。

ここで問題あるいは教訓としなければならないのは、こうした事態への対応だ。
昨日中韓からの入国規制を発表した政府。いったい何を考えているのかさっぱりわからない。
世界から見れば、日本は既に中韓と同じ「感染国」である。
今回の唐突な措置は、両国の政府にとってもまた国民にとっても反感しか生まないだろう。

もしも、上記の時間軸の中で1月中旬にこの措置を取っていたとすれば、まだ「仕方ない」「当然の措置」と思ってくれたかもしれない。時機を逸すること甚だしすぎて怒りを買うということはトラブル発生時に最も避けなければならないことだ。 この措置とおそらくは遅すぎる中国首脳の国賓来日の延期決定により、中国はこの病気に関する情報提供に関して消極的になるのは致し方なかろう。
また韓国にしても、ただでさえ政権同士の関係が悪い状況で入国禁止などとすればプライドの高い国民性と相まって感情的にはさらに悪い結果しかもたらさないと思う。

つまり、こうした事態を招いたのは、深い関係にある国で深刻な感染症問題が起きたことに関して、時間軸で対応に問題があったためなのだ。
相手にとっての問題の大きさに対する鈍感さ、そして相互の関係の中でその問題が、自分自身の問題としてどのように関わってくるか予想し準備することができていなかったとしか思えない。

僕の仕事でいえば住宅産業はクレーム産業と言われており、問題がしょっちゅう起こる仕事だ。
小さな床の傷が家の建替えにもなりかねない仕事なのだ。実際浴室の色を間違えて大問題になったときはまだ若かったせいもあるけれど、自分がその問題の重大さに気づけなかったため大変なことになった。

おそらく、現在の政権あるいは官僚は、問題を過小評価する傾向があり、常に事後対応となり、予想して防止するという考えや行動ができていないのだろう。こういわざるを得ない。

力に寄りかかればなんとでもなる、との驕りがあったのではないか。

権力が長期にわたり停滞し、そこに本来具備すべき能力がない時、周辺から媚びる勢力がいつの間にか中枢を占め、そこにも媚びる力はあっても実務を処理する能力がないことが起こる。今まさにそうした状況なのだろう。
問題が起きても、媚びてさえいれば何とかしてくれる、そう考えている空洞の権力周辺にいる者が多くいるのだろう。

ウィルスや天災は、そんなことを見透かしたようにやってくる。
無事是息災ではないが、何もないように進めることの大変さ、困難さを思い知る出来事である。

おそらく暖かくなってウィルスの活性度が落ちてくればある程度収束していくだろうし、病気としてみればさほど深刻では無いように思う。
深刻なのはこれしきの問題でさえ、経済的にも外交的にも重篤化させてしまうこの国の指導者たちなのと思っている。

2020/03/06

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