本日は新宿のマンションご購入の金消契約でした。
いとこの家の内見が急きょ入ったのですが、O君に行ってもらって金消同席。
しかし金利安いですね。
10年固定で0.55%( ゚Д゚)
自分が住宅金融公庫を借りた時の金利が5.5%くらいでしたが、隔世の感があります。
以前、某銀行の方にうかがったのですが、普通に考えればスプレッドが1%切ると人件費やらなんやらで赤字とのこと。
住宅ローン債権はリスクウエイトが低いから総額でとにかくたくさん出して何とかしようということなんでしょうか。
ローンの申し込み・契約まですべて店舗で行う方針の銀行が増加しているような気がしてます。
ローンそのものでは、団信をリスク対応型を選ぶと、金利0.2~0.6程度上乗せされて、その分はつまり生命保険ですからグループの保険会社とおそらく銀行にもフィーが入るのでしょう。
どの銀行も、クレジットカードやカードローン・生命保険の見直しなどいろいろなおススメの商品の説明がもれなく、ついてきます。
それもこれも、超低金利でスプレッド取ろうとしても3%に1%乗せるのと0.1%に0.03%乗せるのは割合的にはほぼほぼ一緒だけどグロスでは話にならないという現実と、他行との競争などでオプションで利をとるしかないということなのでしょうね。
自分は長寿社会になって、長期の金利は4%くらいが適切な水準だと思っているのだけれど、今の金利水準からそこまでたどりつくのは大変でしょうね。国債の問題・為替の問題などどうなるかわからないですから。
金利は時間をお金に換えたものだと思っているので、今の日本は時間がタダみたいなもの。
これは、問題解決の速度を上げる必要がない封建時代みたいなもので、あまりいいことではないと思ってます。
新規で購入する人にとってはとても良い環境ですが、土地+建物でできている住宅は建物部分は減価償却していくので低金利によって不動産価格が停滞していると補油してる自宅資産はどんどん目減りしていくという構造で、低金利のメリットがかなり相殺されているのではないかと、つらつら思います。
自分の後の世代に何を残していけるのかよく考えないとね。
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