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「これからの正義の話をしよう」マイケル・サンデル 

哲学書のカテゴリはとんとご無沙汰の日々でしたが、まあ何となく東大生のよく読む本ベスト10とかキュレーションサイトで流れてきて読んでみる気になった。

しかもなぜかハヤカワとな。そういえば下宿がハヤカワミステリで満杯だったH君は元気だろうか?熊野の山奥にてシアワセに過ごしていることを祈念する。

それはさておき、読みやすい文章と構成だなというのが読後感。
もともと大学での講義がベースのようだから、聴いて空きが来ないようなくすぐりが必要だったのだろう。
読むとなると、ジョークやたとえ話はややうっとおしい気もするが、結構な量のある内容だから読了するうえでは必要な手法かもしれない。

カントに関してあまりにあっさり解説しているのは驚いた。
ああそうかという感じを持たされてしまったよ。

「正」と「善」などとコンセプチュアルな訳語のせいか途中よくわからなくなったが自分なりにの理解としては、ここでは功利主義や自由主義(新自由主義もふくめ)ではない「なにか」への支持というか憧憬というかそうしたものを感が用じゃないか見たいな話のように受け止めた。

哲学の講義として読めば、一般教養としてこんな感じなのかなという印象だが、海千山千の不動産屋さんたちと生きている自分としては、いやもう自分が助かるなら何でもやります。生き残ってこそ正義みたいな気持ちになってしまって、やるせない。

たまにはこんな純粋に学問の書にふれて、魑魅魍魎の世界から離れるのもいいかもしれないという点が良かったかな。

せっかくだから学生さんは原典で読んだほうが良いのではないかと思いました。
ドメスティックな不動産屋は英語はもう忘れてしまいましたので。

2019/02/28

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