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「世界はもっと美しくなる」 奈良少年刑務所詩集

なんでこの本を知ったかは忘れた。
気になったら図書館の予約かごにとりあえず入れて順に借りて読んでいく。
時に1年待ちなどということもある。
毎日毎日目の前に事に追われて生きているから仕方がない。

最近急にブレーキかかったのは大腸がん検診で内視鏡やったらポリープあってそのまま切除した時。
「検査結果はいつですか?」と尋ねると
「今日もう取りましたから大丈夫です」との答え
「今日は入院ですよ」と来たとき。
「はあ????」
検査来ていきなりお泊りで病院食。

少年院ではないので束縛は少ないけれどタバコ吸いに出たら怒られた。
ベッドでもやることない。

なんだか不思議な安心感というか、毎日のことしなくていい理由ができたからかもしれない。

詩集ではある詩集ではない、そんな内容だ。
じゃ何か?
多分、パッと日常から離れて自分と会話した言葉、そんな印象。

みんな少年少女だったし、みんな年を取って死んでいく。
残していかなければならないのは何なのか、今やってることは何なのか。
本書の言葉を受けて、少し立ち止まってみるのもいいかな。

2021/01/29


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