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「宇宙のカケラ」 佐治晴夫

毎日新聞出版

いつものごとくなんで読もうと思ったのか記憶がない本であります。
多分このところ少し時間論的なことに関心持ったのでそこからかな。

読み始めていきなり般若心経解説。
トンデモ本かと読み進めながら著者を調べるとものすごいちゃんとした方。
物理学で読み解く般若心経!これはなかなかすごい。

広範な知識に裏打ちされた般若心経の解釈であってこじつけとかは感じられないし、ご年齢を重ねられて到達された境地感じた。
著者は現在は大学の名誉学長を務めておいでで経歴や業績もすごい

ココロとアタマが疲れたな~って時にさっと読むといいかもしれない。
人間は何かを極めると似た境地になるものなのかなどとも思う。
こういう境地に至らぬ自分はまだまだ途中であって修行中なのだよなぁ。

養老孟司センセのことがふと頭をよぎって、あなた毎日寝るとき意識うしなって「死んで」よく朝目覚めて「生まれて」細胞は1年前のあなたじゃない、みたいな話を思い出した。
結局、そう今日一日を頑張るしかないということね。

☆4

アイキャッチは著者の教え子さんたちによるフェイスブックページのプロフィール写真です。

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