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「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」 大木毅

岩波書店

アイキャッチは BOOKBANGの記事の写真です。

ウクライナの戦争はしばらく終わりそうにない。インターネット上では様々な情報が飛び交い、何が事実なのかよくわからない。スマホがここまで普及して、誰でもが簡単に発信できるようになり、それも動画つきなのでいかにも真実であるかのように感じさせられるから、始末が悪い。

今回のことがあったから付け焼刃でいろいろ本読んだが、そもそもスラブ民族とは何ぞや?から知識がないので事情はよく分からない。わかってる人いるのか?的な状態であります。
そもそも世界史の授業で独ソ戦教わった記憶がない。さぼってただけかもしれないけど。
ソ連崩壊の時は社会人だったのだが、日々のお仕事に忙しすぎて何も覚えてない。
確かその年の初めはアメリカ研修旅行とか浮かれてるとき、湾岸戦争勃発でシカゴからどうやって帰るんだよ~?みたいなことがあった年。子供が生まれた年でもあって基本的になにも考えてないときなんだな。バブルははじけてたけどまだ一過性で何とかなるとほとんどの人が思っていたけど、そのまま30年経っちゃったみたいな時期の始まりのころ。

日本で生まれて生きていると国境を挟んで別の民族がいるという状態が意識しずらい。せいぜい横浜と川崎とか、大宮と浦和の対立でやつらは人種が違うなどというレベル。大陸の国は全然違うのは旅行者としての感覚しかわからないが、それでもずいぶん感じはしたが本当のところはわからない。

以前宗教的な面での書籍はかじったけれど、現在のウクライナとロシアの関係よりも、今回の戦争に関して言えば西欧とロシア、ゲルマンやアングロサクソンとスラブみたいな対立軸があっての話なのだろうが、なぜ争うことになるのかは理解しようがない。

本書を読むと、ノルマンディーなんて全然史上最大の作戦じゃねえってのが少しわかる。
ヒトラー率いるドイツとロシアの戦争が実際の第二次世界大戦の欧州における原因であり結果なのかもしれないと感じる。

いつまでも同じようなことをしているのは、なぜなのかよくわからない。
有史以来似たようなことを繰り返していて、技術が進めば進んだだけ被害も大きくなっている。
大陸の反対側もさほど変わらず、アメリカの西進がいよいよ本土に行ったと思えばなんとなく状況も把握しやすい。つまり日本や台湾朝鮮半島はウクライナ含む東欧と同じ地政学的位置にあるということ。

ある意味淡々と軍事的な記述なので、時系列が理解しやすくてよかった。
言及する範囲が限定的なのは、囲炉裏お考える上ではちょうどいいのかもしれない。

☆3

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