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「量子力学の多世界解釈」 和田純夫

高校時代の同級生が先行きやがって、僕としては何十年ぶりかの顔見て「バカヤロー」と言ったやったのはこの前である。振り返れば彼らとの出会いは45年も前のことであるから半世紀前の歴史の話であります。集まった元同級生のみな当然還暦過ぎてジジババで時の流れは残酷だと思おうこの頃であります。

生命も物質なので量子力学の原理から逃れ得ないというのは、アタマではなんとなく受け入れ可能なのだが、量子もつれとか、ビッグバンの時に反粒子はプランク長より小さな世界に折りたたまれたとか、感覚的にはまあわからない世界であります。

僕はテレパシーというのはゲルマニウムラジオから音が出る体験を初めてした小学校の頃から割と信じてるのだ。電気信号はどんなにか微弱かもしれないが電磁波を発生させて、すごく敏感な人とか気候とかによっては数万キロ離れたところでも検知できる可能性はゼロじゃないよな?みたいな発想をしてた変な人なのだ。

しかしながら微分積分さえなければ今頃違う人生を歩んでいたと文系人間なので、その程度以上のことはほぼ呪文のように感じる。

本書は多分とてわかりやすく現在の量子力学の展開にかんして著者が入門書的に書いたものらしいということはわかった。そこまでである。
物理学というのは実際にある事実に即した学問と思っていたが、どうも量子力学は存在に関して考察せざるを得ない哲学的な領域まで来ていて、「解釈」が問題になっているのだなぁ・・と。

とすると、想像力を働かせると、分岐した後に(もちろん今の僕に認識はできないけれど)同時に存在しているとしても干渉もしない世界があって、その世界ごとに実存があるということになるのか。
もしかすると、想像力の世界と思っている異世界の話も、ごくまれに何かの偶然で異世界の実存を感知した何者か(それはだれかではなく誰でもかもしれない)の知見によるものなのかもしれない。

頭の重労働にはなるけれどたまには力尽きるぐらい想像力を使ってみるのも悪くはないね。

☆2

アイキャッチは講談社ブルーバックスのサイトより

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