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ロンドン高層マンションの火災

BBCニュース

 

ロンドンの高層マンション火災は、まるで映画のシーンのようなありえないような状態になってしまった。

まだ、犠牲者数ははっきりしないが哀悼の意を表します。

 

原因の究明はこれからだろうが、そもそもかなり老朽化した建物の外壁を何らかの材料でリフレッシュ工事を行ったことがこれだけ大きな火災となった理由であることは見るからに明らかだ。

 

日本では、高層でなくとも鉄筋コンクリートの建物がまるで松明のように炎にくるまれるシーンは見ることはほぼない。

歌舞伎町で多くの犠牲者を出してしまった火災、古くは赤坂ホテル―ニュージャパン火災 の際も今回のような状態にはなってはいなかった。(ちなみにニュージャパン火災の際は自分は赤坂にいました)

 

 

ニュージャパンでは間仕切り工事の手抜きや避難に関するずさんな管理があったし、歌舞伎町も火災時に避難することなど考慮しないフロアの使い方をしていた。だが建物の外壁部分が燃えるという事態にはなっていなかったと思う。

 

 

日本の基準では高層マンションは火災に関しては相当しっかり作られているので、あまり心配しすぎるのは杞憂かもしれない。

とはいえ、日頃から、建物の防火体制や避難経路について把握しておくことは重要と再認識させられた。

 

 

 

 

火災そのものより、私がとても気になったのは、ニュースで繰り返いし言われていた「低所得者用の住居」と繰り返し報道されていたことだ。

 

確かに報道されている映像に映っているのはアフリカ系と思われる人々ばかりで、いくら移民を多く受け入れているイギリスでも、まるでロンドンと思えない人種構成だった。

 

 

東京でも下町・山の手といったすみ分け、また当然だけれど都心三区と周辺部特に都県境のエリアでは住民に所得格差はあると思われる。山の手はなんとなくお金持ち・下町は庶民的というイメージがあるが実際には下町のほうが経済力あったりする。

 

都心にも都営のアパートがあり、正式には入居に当たって所得制限もあるはずなのでそういう意味では低所得者用の住居かもしれない。

 

今回の「グレンフェル・タワー」も公営住宅だから、その点では確かに低所得者向けなのだろうが、どうも報道映像でみな同じように亭所得者向けと繰り返されすぎる気がしていた。日本で公営マンションの火災でことさら低所得者向けって強調するだろうか?

 

 

ロイターの記事 を見ると、どうも事故の遠因として何かあるような雰囲気だ。BBCの記事 でもなんとなく引っかかるものがある書き方のように思われる。

 

建築された時期は労働党政権時代でイギリス病などと揶揄されていた時期ではないか?ゆりかごから墓場までのころだ。

そのころはおそらく、今のような移民を中心とする人々の住まいとして用意されたのではないだろう。それが今や、私の目から見ればまるでロンドンの中のアフリカ街の雰囲気だ。

 

日本でもすでに、川崎・川口といったエリアでアジア系の方が多く共同で利用しているアパートがみられる。住まいに関する習慣の違いや言葉の壁、また所得の格差など、共同住宅を維持していく上での障害のある場合も多いのではないかと思われる。

 

 

日本では24階建の公営アパートは多くないと思うが、14階建くらいまではざらにある。

人口減少とともに、ロンドンのような現象が起こり、メンテナンスに当たってまるで他人事のような粗い仕事をするようなことが起きてしまうのではないか?

 

ニュース見ながら、そんなそう遠くない未来の東京とその周辺を思い浮かべていたのだった。

 

 

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