予備校の先生らしい。
そのせいか読みやすい構成と文体でありました。世界史の授業でこんな見方もあるよね!みたいな内容であります。
地政学についておそらくあまり理解してない中で執筆されているのであろうこともよくわかり、参考図書の筆頭が「地政学入門」という笑っていいのか起こったほうが良いのか悩まされる好印象。
逆説的だが、地政学と最近安易に出てくる言葉が含んでいるあいまいな意味合い、その言葉を発する人の立ち位置での差違など意識するうえで、これだけ知ってればとりあえず試験に受かる参考書と考えればいいかな。
なんとなく就活生にはいいのかななどとも考えた。
1時間くらいで読めるのでその意味ではお奨め。
間違っても新刊で買ったらもったいない。
2019/09/08