腕と天気がが悪くてきれいに撮影できていないのですが、とある場所の境界標です。
桐の紋が入ってました。
長いことやってますが恥ずかしながら桐の紋の境界標は初めて見ました。
色々調べたら、土地家屋調査士さんの徽章が桐紋なんですね。
てっきり国有地か何かの関係かと思って、ある役所で聞いてみたらあくまで民間のものだという答え。そりゃそうで知らなかったとはいえ恥ずかしかったです。
役所の超ベテランの方に教わったのは境界標の向き。
そんなものあることさえ知らなかったのですが、例えば東京都の境界標の場合として
個人の方のブログをリンクしますが、銀杏のマークの側が内側(官地側)になっているのだそうです。
当たり前といえばそうですけど矢印標識の場合は、矢印の先端という境界明示のほかに方向性も示してあるのだと知りました。
民法上の境界と、道路法上の境界の違いも頭でわかっているつもりでも、ベテランの職員の話をきくと納得できる話し方をされて、戦災復興のころからの話も聞けるので参考になります。
そうかと思えば、建物の閉鎖登記簿謄本には保管年限があるということも初体験。
確かにいつまでも閉鎖した建物の謄本取っておいても朽廃して再建築されている場合があるでしょうし無駄ですね。
何事も経験を積むのは大切なのとルールを知っているというのは重要だと改めて思った日でありました。
2017-10-25