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知人の知人はもしかして友人かもしれない

住宅・不動産の仕事にかかわって35年たちます。
それなりに著名な高校・大学と進んで、まあそこそこの企業に勤めてから、紆余曲折あって、世間的には底辺らへんに近い人とも、またやや危ない人とも多少触れ合う中で色々な人の「住まい」のことにかかわってきました。
最近よく感じるのは、タイトル通り「知人の知人は自分の友人」であることが結構あるということ。

営業してるのでむしろ「お客様の知人は自分の友人」というべきかもしれない。
勤め先は変わっても僕の場合、契約いただた個人のお客様の住所などは全部自分で保存してる。
勤め先の信用のこともあるから、それを使うことが憚られる場合はもちろん利用することはない。
不動産の仕事の中でも「住宅」は担当者とお客様のやり取りが濃厚になるので、いろいろなことがあとで問題になると困るかなぁというのが半分とせっかく信用して契約いただいたので記録しておきたいというのが半分で住所とお名前は控えてある。

加えて、不動産の仕事になってからは毎年個人的に年賀状を出しているというのも大きな要因ではあります。

そこそこの学校と企業にいたということはむしろ、自分のようにあらゆる階層の人と接触するような人生を送ってるほうが稀なくらいで、 同級生や同期の中には、えらくなってたり世の中で結構知られるような人物になっていたりする人間もいるのです。

知名度のある人物や、或いは規模の大きなところに勤めている人物の場合、最近のSNSに限らず「顔がひろい」場合がとても多い。自分の場合の顔がでかいだけで付き合う先は極めて狭い内向的な人間なのに、仕事上だけは致し方なくたくさんのお客様と接触せざるを得ないのとは違い、交流範囲がとても広く活躍してる人物が、なぜか私の知人の中にもいたりするということです。

自分の場合、そういうつながりで仕事しようと思ったことが全くないのであとから「へえそうだったのね」という場合が少なくありません。

つまり油断大敵、いつでもだれでも、僕の学生時代や以前の勤務先のことをご存じである可能性があり、いきなり足元掬われることがありうるということなのです。
だから、僕は仕事上の顧客との関係は、できるだけありのままに、正直にと思っています。
何言ってるかわからないかもしれませんが、不動産業界では意外にこれ難しい。
営業の手法として、顧客をあおったりすることも場合によっては必要かもしれないけれど大嫌いです。

遅くなったけれど、今年もこの方針は守って仕事しようと思います。

   2020/01/25

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