相続のこと

先日、母の友人の独身男性が亡くなった件でのメモ。
単身高齢者だから、なにがしかの預貯金はあるようだし、広くはないけれど横浜に一戸建てがある。
若いころに養子に出られたようなので養子先と実家と両方の兄弟に相続権が発生している。
母は呑気に構えているが、残念だけれど亡くなった以上これまで縁遠かったといえ親族の出番だから余計な口出しをしない様に釘を刺した。
今仕事で関係している案件も都内の相続がらみの不動産処分に関わる裁判案件だ。
普段、都会にいるとマヒしているけれど首都圏の不動産の価格は地方は想像もできないような水準なのだということは自覚しておいたほうが良い。
わずか数十平米の土地やマンションが4千万円・5千万円以上も価値があるというのは地方では考えにくいだろう。
所有者にその自覚がなくて、相続人が複雑な場合は問題になることがしばしばあるようだ。
被相続人はもうそれを知ることはないという意味ではどうでもいいのかもしれないけれっど残された者にわだかまりを残さないためにはそれなりの準備が必要だ。
うちの親の場合は資産は何もないというより、むしろ処分に困っている古家があるだけで、葬式費用の心配をしているほどだし、子供3人の相続人がいまのところはっきりしてる(と思うが親父が死んだら別の兄弟が出てくるかもしれないが)ので問題になりようがない。
今回の方の場合そのようにはならないだろうけれど、親族の立場からするとただの友人が家のカギを持っていたりするのは違和感があるだろう。これまで存命中はお互いにカギを持ち合っていざというときに備えていたのだけれど、「いざ」が起きてしまえばもう必要なくなるし、逆にあらぬことでご親族に疑念を持たれたらこれまでのことが嫌な思い出になってしまう。
不動産を所有するということは、自分の後から来る者にどう引き継ぐのかも考えておかなくてはならないということ。
特に建物部分が大きなウエイトを占めるマンションではいずれ解体撤去する日が来るという点で複雑だし、擁壁などの工作物を含んだ土地も長い時間で考えると考慮すべき点は多い。
不動産鑑定評価基準 を読んだことのない人は不動産業者でも多いだろうけど、相続のような長いタームではちょっと違う基準が必要なような気がする。改めて考えさせられますね。
 

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