「恨ミュシュラン」 西原理恵子 神足裕司

恨ミシュラン

ベットに潜り込んで本を読まないと眠れない悪い習慣がある。

風呂やトイレ・ベッドで読むための濡れても折れてもどうなってもいい本がいくつかある。

最近は井沢さんの「逆説の日本史」がその座を長く占めていたが、部屋の模様替えとともにゾンビのごとくかなり以前の本というか、まぁ字が書いてあるものがわいてきてる。

捨てるのもなんですから読んじゃうわけですが、購入当時はさほど面白くなかったのに、今読むとすごく面白い!

バブル時代の本だからかもしれないが、当時はそんなグルメ的なことに興味も暇もカネも無くて「ふーん」という感想だったけれど、暇はずいぶん増えて(食い物には相変わらず興味がなく・カネがないのは相変わらず)当時の世相が感じられるのが良い。

バブルの始まりのころは熊谷にいて関係なかったし、バブル絶頂からはじけたすぐ後までは忙しすぎて関係なかった。

今振り返ると世の中で何が起こってたのかほとんど気にしてる暇がなかったのですな。

最近、世間では当時と似たようなことやってるような階層というか人々があっちにいて、全然関係ない階層というか人がこっちにいて、当時はみんな浮かれてたのが、限定階層・地域で起こっているような気がする。

この本で描かれる当時のヤンエグという人の世代が今の会社の現場のトップ、でサイバラがサラリーマンのおやじとして描く世代は今の会社の経営者層に違いない。

とまぁいろいろ考える材料を以外にも提供してくれるのでした。

若い人は文庫になってるから一度読んでみると、バブル世代の感覚がちょっと捕まえられるかもしれないなどと思いました。

サイバラなんて旦那が亡くなって、今やイエス高須クリニックの恋人だもんなぁ。

サイバラの当時の絵は(最近は見てないが)毒気があっていいですね。

捨てるつもりだったけど風呂で読んでふにゃふにゃになるまではとって置こうっと。

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