大阪の記念小学院のことが前面に出すぎて、最近取り上げられ方が小さくなってしまい、さぞこの人は面白くないのではなかろうか?
最初からよくわからないのが、汚染された場所に建てるうえでの建物としてどのような対策がされているかということ。
都内でそうそう問題のない場所なんてどっちにしろそんなにあるもんじゃない。
大田市場の立地だって五十歩百歩のとこで、何が下に埋まってるかなんてわからないのではないか?
築地が埋め立て地ってのはその地名から言っても自明のことで、やっぱり下のほうに何があるかなんてわからない。
地下水から基準値の100倍って事だけど、それは建物内部に影響するのか全く不明。
本音でいえばそんな事どうでもよくて、たんに政争の材料にして、国政狙ってるって言われても仕方がないような対応だと思う。
この問題の根本的な原因の解明も進めなければならないのは正論。
でも今更この建物作った責任とって都庁の職員全員から400万円弱減俸することなんてできないのだから、早く次善の策を検討すべきじゃないかな。
多分純然たる技術的な問題で一定水準の解決はできるはず。
まあ、この人には6000億円が都民の金って意識は本当はないけれど、無駄にする気もなさそう。
どこかで落としどころは予定していて、それまでに自分の勢力拡大したいってのがちらついていや感じだ。
不動産屋としては、汚染された土地をどうして市場用地に持っていこうとしたかとか、そこでのヒトとカネの動きには興味があるから、それはそれで進めてほしい気持ち。
でも行政として今困ってる市場の人や、この延期の負担をすることになる普通の人のことをもっと重視して進めるのが知事の役割なんじゃなかな。
まぁ、わが神奈川県・前知事のように業績は禁煙にしたことだけみたいな人よりはましか。