中古住宅の保証付き仲介

 

中古住宅の取引に関して、インスペクションについて重要事項説明での義務化目前です。

 

大手で先行している感があるのは東急リバブルです。

リバブル

東急リバブルのこの保証やはり気になります。

 

誕生の背景としてリバブルのサイトでは

リバブル2

 

という図で説明しています。

 

確かに、制度設計的には売主が自らの責任と負担で瑕疵担保保険を付保するか、買主の自己責任となっています。

 

さくら事務所 の長嶋修氏などは、この制度設計ではうまくいかない、買主側が負担して行うべきだと主張されているように思いますが、リバブルの案は売主・買主の間の仲介会社が費用を負担するというものだと思われます。

 

JIO (株式会社日本住宅保証検査機構)の宅建業者向け検査及び保証の費用はおおよそ7万円くらいで、と独自の設備保証は問題がすべてに起こったと仮定して35万円くらい(築10年超の場合)。

おそらく設備すべてダメということは無いでしょうから、費用は平均して全部で30万円くらいではないかと思われます。

 

仲介戸建て案件の価格帯はレインズ月例マーケットウオッチで最近の首都圏を見ると3890万円となっていますので0.7%程度の費用を仲介が負担するということになり、実質的には売主仲介手数料の25%割引のイメージかと思います。

 

買主にとっては、建物・設備に関しての瑕疵担保保険がついているということで購入の判断がしやすい案件になるのは間違いないです。

実際上、取引の現場で買主が購入の契約前に、売主に検査を要求することは大変に難しいので(この点は先の長嶋氏の主張は彼が実際にポラスにいらしたこと考えるとお分かりのことと思うのですが)、仲介が負担してしまえば問題は一見すると解決するかのように見えます。

 

僕が仲介事案をお願いする VIRTUDE の場合で考えると、案件の数からいってリバブルが提携検査保証機関としているであろう料金で、検査機関に依頼することは困難だと思われます。

前述の検査保障費用は、ホームページで公表されている宅建業者向け価格を参考にしていますが、年間2万件超(マンション棟含む)のリバブルと街中の通常の仲介会社では価格や内容に差が出るのは当たり前の話です。自分は、規模のメリットによって別な切り口から手数料競争に参入してきているという感覚を持ちます。

 

中小の仲介会社では、現在ただでさえ手数料のダンピング的な競争が見られ淘汰されているところも数多くあります。

費用を仲介が負担する仕組みでは、大手以外では負担が大きくなり寡占化が進むと思われます。

 

今のところ三井・住友など最大手がこのサービスに無償(費用仲介負担)を公然のものとはしていませんが、今後どうなるかは全く分かりません。

 

インターネットを通じエンドユーザーはかつてないほど情報を入手できていますから、よりリーズナブルで安心できるところに集中するのは必然的ですが、逆にそうしたサービスはオプションとして用意しつつ、手数料そのものを低く設定するところも出てくると思われます。

 

この流れが良いことなのかどうかは、今のところ予測できないですが、新年度に入っての趨勢はよく見ておかなければと思っています。

大手のサイトや 住宅新報 をはじめ業界ニュースは要チェックですね。

 

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