今取り組んでいるマンションの販売などのこともあっていろいろ考えるなか、そういえば収入ってどうなってるのかネットで調べてました。
年収ガイド https://www.nenshuu.net/
というサイトがあるのですね。
いろいろな切り口で「年収」=「稼ぎ」のデータが切り取ってあり興味深いです。
東京は全国一番で男性平均が42歳680万円くらい。どのような統計方法かはつまびらかにされていないのですが、少なくとも住宅購入を検討する層の平均像とは概ね一致してると感じます。
実際はもう少し若い方が購入の主力なのでもう少し低いかな・・・
普通に考えると、購入安全圏と思われる借り入れは、金利1%の場合で4960万円35年で年収比25%位かと思います。
実際は年収の25%位は税金など公的負担があるので25%超えると厳しいし、マンションのように管理費修繕費など定額の支払いがある場合はそれを差し引くと借り入れは4000万円くらいまでにしておかないと厳しい状況になるかもしれないです。
東京都下の場合(東京に限らないですが)共働きが圧倒的に多いように思います。女性は先のサイトで見るとおおよそ男性の70%位となっていますから、平均像としては世帯年収で1000~1100万円位なのでしょうね。
そう考えると、借り入れ限度は7400万円まで上がるのでマンションの場合でも6500万円くらいまでは借入しても何とかなるってことかもしれないです。
女性の場合は出産育児(これは性差があるから男にはできない)という時期があるから現実的にはもう少し余裕を見ないといけないということはあるのだろうと推察できます。
今分譲マンションの予定見てると軒並み坪単価300万円以上でせめて20坪は欲しいよねとなると、もう6000万円ですから全国一所得の高い東京でももうちょっと手が出ない水準になってる感があります。
もうとっくに労働分配率を引き上げなければいけない状況なのに、政治家は全く分かってないし、トリクルダウンなんて起きるわけがないことはわかってるのに絵をかいて見せる学者もいたりで、状況は好転しそうにない以上、とりあえずピークを超えてしまったことは否めない気がします。
ソーリも夏まで持たないでしょうからその後の動きと、何より米中関係に注目しておこうと思います。
2018-04-17