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災害に思う

西日本の大雨水害はこのところ記憶にないほどの多くの方が犠牲になってしまった。
不幸にしてお亡くなりになった方のご冥福と、所在不明の方の少しでも早い救出を祈ります。

多くの被害が出た、広島に関しては真砂土という土質が根本にあるようですね。
岩石が風化した砂で表層にあることが多いとあるから、大量の降雨の際に崩壊するとともに河川に流れ出して川底を浅くし氾濫する要因ともなるようです。

地盤の性質と崩壊に係ることなどは専門ではないけれど表層が砂の場合、水を含んだ場合どうなるかは想像できます。

不動産業的にみれば、取引あるいは取得の際に土砂災害に関しては、地質をも調査・理解したうえで、すすめる必要があると再認識させられます。

 

今回倉敷市でも大きな被害が出たので、地理院の地図を見てみました。
どこかで見たことのある地形だとおもったら、地元鶴見川における新横浜周辺とそっくり。

こちら真備町

こちら新横浜周辺

これだけだとわかりにくいかもしれないので地理院地図で見てくださいな。
河川の合流地点手前で周辺が高地、標高差は河川と周囲で20m以上あって低地が川沿いにある地形はよく似てます。

河川があると、水辺の光景を楽しめますし、普段はなんとなく空気も済んでるように思えて気持ちのいいものですが、ひとたび自然が牙をむくと人の力で何とかできるものではないということなのでしょう。

地名でも埼玉の入間や調布の入間などそのものずばり河川の合流点のものもあります。
河川の合流点ではその周囲のどちらが後背微高地になっているかで氾濫時の方向の予測は付きます。
ハザードマップなどでももちろん確認できますが、行政の用意しているハザードマップでは高低差がわからないので、不動産検討の際は周辺の標高も確認しておくほうがいいとおもいます。

私は平成11年に品川の立会川の水害において、新車水没して、自分は腰まで水につかった経験があります。都市の水災は下水の逆流を伴い非常に不快でまた、物の被害も大きいですから、リスクの低いところを選びたいものです。

今日は東京も雨で、湿度も高くうっとおしいのですが、被災された方のことを考えると、今自分は無事でいられることに感謝しなければならないと思っています。

一刻も早く復旧されるよう祈念いたします。

2018-07-09

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