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スマートデイズ ガヤルド サクト

シェアハウスをめぐるインチキ話があちこちで火を噴いていて、騒がしい感じが続いています。

物件の図面見てると、昔の木賃アパートで西品川あたりに今でも結構建ってる、玄関・台所・トイレ共同、ふろ無みたいなのが多い気がします。さすがにふろ無だとまずいので共用のシャワーはあるみたいですけど。

レンタブル上げるには共用のリビングとか邪魔だし、設備も共用で充実させれば初期費用と維持費かさみますからね。

そもそも土地がない状態で、住居用投資物件を持つのはかなりリスクのあることだという認識と、不動産に関する知識がなきゃ難しい。
だってその土地買って賃貸建てたら「確実」儲かるような物件人に紹介するオヒトヨシは不動産業者にはいないんじゃないかな、自分でやりますってのが普通でしょ。
もし自分でできない場合だって、いずれ何らかのお返しが期待できる同業者に紹介はしても、一見のお客さんに紹介する理由がないです。

実際シェアハウスに入居している主に若年層の理由は、通勤に便利なところに住みたいけれど、賃料が高いから少しでも安く住めるところというのが一番だろう。
つまり、収入に見合ったところに住もうと思うと遠すぎるということなのだ。

言い方を逆にすれば都心の住居の賃料は収入に対して高すぎると思っているクラスタが存在するということ。

一方で、アホノミクスで資金をガンガン供給してかつ金利がまともにつかない世の中で、何とかしようとやや怪しげな投資話に乗ってくることのできるクラスタが存在していて、そこに付け込んだ業者金融機関が儲けまくってたと解釈することもできる。

はっきりとヒエラルキーが分断してきていて、持たざる者から搾取に近い行為が階層的にあちこち起こっているのだ。少し前にアメリカで99%の反乱があったように、このままいけば日本も同じようなことは起きるだろうと思う。

土地に関しては限られたリソースなのだから、どのように利用するかは当然重要だが、所有することに関して、コ取得ストゼロでの相続があり、かつ保有コストにしても様々な優遇があり続けるということは非常に大きな問題だと考える。

未来を担う世代が希望を持てる制度設計に至急改めなければいけないし、ましてや今後必要性の低くなるであろう低品質の共同住宅を供給し続けることがあたかも有利な投資に見えてしまうような事態は一刻も早く改めるべきだ。

お友達の悪だくみに簡単に載せられるような指導者はご免だ。

2018-07-15

 

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