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「どアホノミクスとトラパンノミクス」 浜矩子

浜矩子氏のなんだかえげつないタイトルの本、読みました。

ダジャレのタイトルで目を引いたのですが、中身は洒落なし。
語呂で思いついてお気に入りなのでしょうが、罵倒するだけの薄っぺらな内容にがっかりしました。

サラブレッドのような家系で、公的なミッションも担う方なので、時の政権を担う立場に対する批判であれば、どんどんすべきだとは思いますが、批判じゃなくて非難の繰り返し。

ようは気に入らないってことしか書いてなくてげんなりしました。

著者がどういう立ち位置の方かはよくわかりません。しかし、ソーリはアホですが、人柄はとてもよいようにわたしは思っています。アホで人のいい人が百戦錬磨のスパイ上がりとか、権力闘争で下放されて辛酸舐めたプーさんとか、ビジネスファーストで何でもやっちゃう人とお付き合いするのは、無理と思うだけでそんなに本人は悪いとは思ってないですよ、きっと。

あまり人口に膾炙しなくなったと感はありますが、南北問題は解決したわけでもなく、宗教上の対立も解決しそうにない状況で、大国のはざまにある島国の施政者に対する批判であればいいんですがね。

2018-10-27

 

 

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