「沖縄のハルモニ」山谷哲夫 読んでみた

サブタイトルはこれでよかったのかと思う「大日本売春史」
著者はあとがきの中で本来「大日本帝国売春史」だと書いている。

いやそこじゃなくてと言いたくなる。

このところFCレーダー照射とか徴用工の補償など、日本と朝鮮の間はどうもぎくしゃくしているが、この本を読むきっかけは 「帝国の慰安婦」の朴教授のフェイスブックだった。

どうも日本も朝鮮も一人一人の人間と、国家の間のことではすれ違いが起きているように思える。
(朝鮮民主主義人民共和国のことはよくわからないが民族国家としての朝鮮という意味でここでは「朝鮮」と記す)

自分は生まれたところで今も実家のある場所(空家だが)の周囲は基本的に在日朝鮮人ばかりの場所だ。
亡くなった父は無知だったのか無頓着だったのか、独身の時の下宿も在日朝鮮人の家で結婚して建てた家も在日の人から買った(正確にはどうもちょっと違うみたいなのだが)土地の上だ。
今思い出すと昭和40年ごろで「あの」状態だったのはすさまじい。
うちも決してきれいではなかったし皆豊かではなかったが、周辺の住宅街から見ても実家の周辺は異様だった。

そもそもとなりの家の幼馴染なのに行く小学校(もちろん公立)がちがう。
なんでも私の通う小学校は父兄が在日を拒否していたらしい(真偽は確かでない)。私は両親とも福島の農家出身でもともと縄文系(?)に日本人でおかげで顔はでかい。

歴史的には朝鮮は正式な手続きの元、日本国に一時なったのである。
それは第二次大戦の敗戦まで続いて、連合国(今は国連という)との間で海外領土とされたところは放棄したのだ。
朝鮮の人からすればそれまでの支配階級の上に大日本帝国がのっかってきたわけで、その意味で大日本帝国という重しが消えたらその前からの支配の構造も消えていたということだと解釈している。

日本人の中でさえも、地方と都市、金持ちと貧乏、いまだ解決しない部落問題などある環境で朝鮮人というのはそれだけで差別対象にとなったことは戦後20年たった時点の状況を肌身で感じているだけに想像できる。

慰安婦の問題は韓国の一部ではどうも政治的に利用するためにことさら日本支配と結び付けて問題視しているように思われる。
「帝国の慰安婦」ではそんな卑小な問題ではないとの立ち位置で扱われているにもかかわらず、名誉棄損で裁判なども起こされている。

本書での著者の立ち位置は今一つ判然としないのだが、結果的に当事者に接近して事実を記すことにより、朝鮮人慰安婦の問題は日本と朝鮮の間の政治的な問題では決してないことを証明している。

著者は売春史という副題にどんな意味を込めたのか興味深いところだ。

2019/01/08

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