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「わかりやすい家族への信託」酒井俊行

総合出版すばる舎  酒井俊行 著

信託というと土地活用としての信託しか頭になかったが、相続対策としての家族信託の勉強と思い借りて読んでみた。
ユーザー側から見た場合のメリットの解説書としてはわかりやすいとは思ったが、わかりやすさを前面にですぎていてデメリットや具体的な手続き上の問題を学習するには向いてなかった。

本書はおそらくそれが目的なのだろうが、司法書士への相談を誘導するように書かれていて、信託法の具体的な説明はほとんどない。

家族信託は民事信託の一部であって成年後見制度のような強い制約が無いということは理解できるが、ある意味無用な所有権移転を行うことによる登録免許税の負担(この意味で司法書士にはメリット大きい、設定のための公正証書作成補助もあるし)

しかし、節税にはつながらない制度であるため信託終了時の税金などはあえて触れないようにしていると感じた。

不動産に係る資産継承の実務としては、被継承者本人の意向・意思も大切だが、継承する側の税負担や公平性も重要だと考られるから、その点をもう少し把握しておく必要がある。

この点はまた調べる。

2019/05/01 令和最初の新しい課題になった。

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