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「99%の日本人がわかっていない 国債の真実」高橋洋一 ㈱あさ出版

㈱あさ出版

国と日銀を一緒のバランスシートで見るという魔法について語った本であった。
僕は会計は弱いのでなんとなく納得させられてしまいそうになる。


国の負債・・・特に国債は日銀がたくさん持っててそれは日銀の資産
そこはそうなんだろう。

だから一緒にすると
国の負債と日銀の資産は相殺されるのである・・・・???

するってえとに日銀にとっての負債=日銀券はどう考えるの?
ということがよくわからない。

国債のデフォルトは起きない・・・そりゃそうだろう、今のところは。
国債が暴落するなどということ起きない・・・それはわからんが今のところはなさそうだ。

お金が世の中にたくさん出回って、円安になり、結果株高で輸出型の大企業は内部留保みっちり貯めた。もう結構長い期間これやってるが、給料は上がってないのに物価は上がって、労働によって得られる賃金は目減りして、資産によって得られる配当は増加してるような気がする。
仕事に即していえば、資材の価格高騰も建築費の上昇に一因で、そのうえ土地もだいぶ高くなったので賃料や売買価格も上がった。
資産をすでに保有している層はキャピタルゲインを得ているが、賃貸に住んでる、あるいはこれから住まいを購入する層には何のメリットも今のところない価格上昇だ。

賃金も上がっていれば経済成長と言えるのだろうがそうなっていないと思う。

高橋氏の言ってることは、僕にとっては、昔習ったケインズ経済そのままなのだが、どうもそうではないらしい。
財政舵の拡大はおそらくインフレにつながっていくだろうし、日本の人口減少考えればこのままも賃金水準ということも無かろうとは思う。

本書は途中から投資するなら国債!的な内容になってしまっていて、氏がどのようなヴィジョンをもって発言してるかは全く分からない。
今のところは大丈夫だから国債(・∀・)イイネ!! というなら先々の事もきちんと教えてくれないと困るのである。

なんともはや中途半端な内容であった。
もっと知識武装しないといけないなというモチベーションを得るにはいいかも。
何とか詐欺みたいな話に引っかからないで生きていくために。

2019/10/22


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