借地の家に独り者が住んでて亡くなって

自宅の隣、昔からあった酒屋さんの主人が亡くなりました。
それこそ幼稚園の頃初めて買い物したようなお店でしたが、先代はとうの昔に亡くなっており若主人(と言ってももう還暦すぎ)は腎臓が悪くて透析うけてたのでお店も夕方だけやってるような状態でした。
とはいえ、坂の上にあるこのあたりで坂を下りずに牛乳やたばこ・アイスを売ってる貴重なお店でした。

亡くなってしばらくたって更地にされて、今なんか工事が始まっています。解体の時もすごくうるさかったけど今もとてもうるさい。
近所に一言挨拶しろよ!とか思っておりました。

亡くなった若主人の親戚がいて、当然うちの母なんかは顔見知りなけです。
今日、立ち話で聞いてきた話で真偽は全く判りませんが、お店の土地は借地だったそうです。
しかもその借地どうやら「ただ」で地主に返したみたいです。
はああ???と思いました。

そりゃ確かに当事者亡くなって事情判らないのかもしれないですが、このあたりの地価と借地権考えればざっと見て40坪くらいの土地の借地権価格は時価で2000万円は超えまっせ。
母の聞いてきた話では地主さんは解体費用を請求してきたそうです。

これ相続したはずの人がそのことを言わないケースも多いので何とも言えませんが、初めて聞く話でもないし、ちょっと考えればおかしいけれど当事者からすると自然だったりするので書いときます。

先代とか先々代とかが借地した土地の地代ってものすごく安かったりするし、借りた時も口約束・保証金なしなんていうのも多いです。
直系の親族=子供がいれば親心として住まいの継承の問題になりますからある程度整理したりするんですが、兄弟しかいないとかなると本家を軽症推した兄貴や姉貴ことよりまずは自分のことで実家のことは構ってられないってのが多いのかもしれません。

地主さんからすれば馬鹿みたいに安い地代で使わせて、固定資産税負担に堪え、自らの相続の時には何の役にも立たないどころか邪魔でしかなかった底地ですので、返してもらいたいと思うのは自然なことでしょうね。
また借りている方の親族も事の経緯を知ってたりするとお世話になりましたと返してしまったりすることが実際にあるんですね~。

我々不動産を生業としている者としては考えにくいのですが、それなりの価値がある土地に係る取引(我々から見れば)でさえ、無償で行われることがある不思議な世界です。
地主さんも不意に返してもらっても旧家屋の解体やらなにやら必要なので必ずしも大歓迎ということもないでしょうけれど。
お互いに税金のことや諸々の出費、それを用意するための時間など考えると、生前に整理しておくのが望ましいのでしょうが、独り者だと関係ないって気持ちもあるでしょうね。

今後独身で過ごす方がますます増加しそうですが、もしご実家が借地の時は事前に相談しておくこと必要かもしれないですね。
私のおんぼろ実家のまわりはもともと崖地みたいなところのせいか借地・底地だらけ、また同じような話がありそうです。
一気にやってくれると道も整備されて街がもっときれいになると思うのですがね。

2020/05/14


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