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不動産おやじの適当読書録

不動産おやじの適当読書録

ヒトラーとナチ・ドイツ 石田 勇治

講談社現代新書 今年はオリパラ・COVID19の喧騒でマスメディアは例年の戦争に関する特集はおそらくほとんどないだろう。成功の体験から学ぶことより失敗に学ぶことが多いのは常だが、江戸から明治への政権の移動は、それ以降連綿と続く薩長政権にとっ...
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「反日種族主義」 李栄薫

文藝春秋BOKKS いつもながら話題に上って図書館で借りられる迄はベストセラーであるほど時間がかかる。本書は申し込んだとき数百人待ちだったのがやっと順番が来て、まだまだ予約中の人が多く期間が限られていてせわしなく読んだ。 各章の内容はこれま...
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金融が乗っ取る世界経済   ロナルド・ドーア

中公新書 経済の本はリアルタイムで読むべきなのか、結果が出てから読むべきなのか。おそらく両方なのだろうけれど、そこまでの時間と資力と(視力も)、保管しておくスペースもないので今頃リーマン後の本を読んでいる。 周回遅れもいいところのはずなのだ...
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新説・明治維新 西悦夫講演録

1時間あれば読める本です。WEBを見てれば必ず目にするダイレクト出版様の本ですが、奇跡的に横浜市立図書館に蔵書されてました。最近はコミックスもきちんと所蔵されているので、このようなものも保存されていてありがたい限りです。送料のみで「今回特別...
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「失敗の本質」戸部良一/寺本義也/鎌田伸一/杉之尾孝生/村井友秀/野中郁次郎 著

中央公論社 有名な本である。今更ながら読んでみた。副題の「日本軍の組織論的研究」とおり基本的には軍事作戦の分析であるが、究極の目的を有する「軍」とその行動の分析は当然、企業その他集団における組織の分析に通じる。今回の読む契機は現在のCOVI...
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「ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」 響堂雪乃

白馬社 不思議な書籍であった。そもそも著者が実態不明でよくわからんが、随分と精力的に出版されていてついでに改名もされているので、「あんた実在するの?」みたいな人である。著者の来歴がわからんと作品として著作だけで判断することになるし、できれば...
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「反日種族主義と日本人」 久保田るり子

「反日種族主義」がいつまでたっても借りられないので日本向けの副読本から読むことになってしまった。 大陸の大国に隣接しながらどうして半独立を維持できたのか?一番基本はそこだと思うのだけれど、本書ではそこには全く触れない。それは大国の方の事情と...
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「昭和16年夏の敗戦」 猪瀬直樹

今更だけど読んでみた。 猪瀬氏の文体ってフィクションなのかノンフィクションなのかよくわからないところが面白みだと本人は思っているのかもしれんと、デジャブのような読後感。本を買わないと決めて暮らしているので(くだらない見るだけで目が良くなると...
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「世界はもっと美しくなる」 奈良少年刑務所詩集

なんでこの本を知ったかは忘れた。気になったら図書館の予約かごにとりあえず入れて順に借りて読んでいく。時に1年待ちなどということもある。毎日毎日目の前に事に追われて生きているから仕方がない。 最近急にブレーキかかったのは大腸がん検診で内視鏡や...
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「明治維新の正体」鈴木壮一著

あとがき迄読んで趣旨がわかるという点では何なの?と思う構成だったが、なかなか面白かった。坂本龍馬は死の商人グラバーの単なる代理というか小間使い。彼がやったといわれる薩長同盟の背景も、武器とコメの三角貿易のための銭目的だったという観点は他の著...
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