
もう何十年も前に買って、ほぼ使っていない室内用のトレーニング機械がある。
普段は洋服掛けや、サイドテーブルくらいにしか使っていないのだが、時々「カラダ鍛えなきゃ」と思うためにおいてある。組み立て式なので転居するときにトランクルームに放置していた時期に、一部のパーツがなくなっていて、どうにも使用感が悪いのもあって(言い訳)ますます使わないでいる。
そのうちトランクルーム片付けたら出てくるだろうとか、なくても使えるしとかで放置してきたが、ふと思いつきで修理した。
プラスチックのスリーブみたいなもので中空になっているしサイズが特殊なので入手するすべがなかったのだが、3Dプリンターの記事をネットで見て、たいして精度もいらないしとにかく形がそうなってればいいのであれば、100均で買ったグルーガンで射出すればいいんじゃね?と思いついたのである。
クリアファイルを切って残っているパーツに巻き付けて。中空部分にはミスコピーを丸めて突っ込んで、いざグルーガン射出と思ったら、なんだか出てこない。買ってあるグルーガンの後継と材料の太さがあってなくて出てこないじゃねえか。
知恵のある私は、後ろから指で押しながら、適当に作成した方めがけてこれまた適当に流し込んでいくのでありました。
まあこんなもんだろという程度に流し込んで水道で冷やして出来上がり。ワッシャー的な部分も同様に作詞して固まる前に押し付けてなんかそれらしき形になった。
はめてみれば、十分実用になりそう。100均すげえ。
日常的にプラスチック製品はかけたりしてそのまま捨てたりするが、きわめて安価な道具と材料で補修できたりするのだと思った。ついでにつまみの取れてしまったジッパーをダメもとでグルーガンでテグス取り付けたらなんだか使えるとかもあって、達成感味わった水曜日であります。
なんだかなり応用が利きそうな道具であることに気が付いたのが最大の収穫。しばらく何もしないだろうけど。