ショーもない@フジテレビ会見20250127

東スポ

お仕事しながら、TVつけてて話題のフジテレビ会見やるってのでちらっと見て、まあそんなとこだよなと思い、BGMに切り替えてTVは消してた。
もはやいちタレントの性暴力の有無の問題ではなくなって、テレビ局全体のコンプラの問題になってきているようだ。もともといろいろあったフジサンケイグループだからたたけばいろいろ出てくるだろう。それはそこそこ歴史のある企業なら何かしらあるよなと思う。
フジテレビ全盛時代ってのは、僕は社会人になったころでテレビ見る時間というのはほぼなくて、せいぜいWBS見てたかなという時期なのでよく知らない。
ただ鹿内家から権力奪取した日枝氏の話はなんとなく知っていたが関係ないしで(それは今も変わらないよ普通は)、今も別に企業そのものに興味はない。

今回の会見をちらっと見て感じたことが一つあるのでメモ。
最近身近でもいるのだが、オールドメディアと呼んでテレビ・新聞を見ない、あるいは全く信用しないという人が割と増えている。曰く虚偽ばかり流している、バイアスがかかっている、信用できない、洗脳される、らしい。
たいていの場合、そういう場合の情報源はYouTubeやSNSだったりするが、そちらは信用できる情報を取捨選択しているから大丈夫らしい。何言ってるか理解できないけど。

今日、読了した書籍もある意味同類であったので書籍なら大丈夫というわけでもなく、ほとんどの情報は発信するにも、作成するにしても、その前提としての研究や調査分析にも費用が掛かっていて、徴税という強制力がない主体が発信している時点でどうやってマネタイズするのかという課題を背負っている。自伝を自費出版する人もいるが、あれは出版社が収益を上げるため個人の欲求を利用したビジネスだ。

誰でも参加OKの記者会見で、状況として会見する側が世間から見てよくないことをしていて追及されつ立場では、質問する側は、できる限りの調査をしたうえで、会見する側の本音を引き出すのが腕の見せ所だろうとは思う。そのうえで自らの調査と合わせて回答を分析し情報を発信することでマネタイズすることがお仕事だと思う。別にその場で会見者を糾弾する必要性などない。

延々とやっている質疑応答は見るたびに異なる質問者からの同じ質問のように感じられ、夜中になると会見する側がもう慣れてきている感じを受けた。
何のために質問しているのか?自分の質問でしゃくを稼ぐつもりなのだろうか、などと感じたりした。

質問者が所属を言わなかったりする場合、フリージャーナリスト?なのかもしれんが彼らが正義のつもりでやっている行為が茶番にしかなっていない気がしたのである。
旧ツイッターがイーロンマスクにより収益化の糸口が作られ、YouTubeはそもそも収益目的で子供の夢だったりするようになっている、確かにオールドメディアと言われるものより、幅の広い少数の意見も簡単に表明でき、むしろ少数であるがゆえに注目を集めたり、常識と異なるから信用するという層も発生する。ほとんど野放しの情報の嵐になっていて、発信者のマネタイズはそれでも必須なのだ。

この状況で事実を把握して人生全うするのは難しいなと思う。
情報を発信するものにはそれなりの理性と知性が必要だし、真意を隠してやっている(あるいは自覚していないかもしれないが)ケースも多いかもしれない、そんな感じである。
それにしても0時過ぎてまだやってるようで、これはどう考えても質問している方の敗北だと思えるな。

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