
ガザの虐殺が止まらない。餓死させようとしているとしか思えないが、ガス室よりある意味残酷だと思う。イスラエルは間違った政策で他民族を排除しようとしていると思う。
アメリカの福音派というのがどうもハルマゲドンとか期待して後押ししているというドキュメンタリーをNHKで見た。最近の読書での知見によればもともとのユダヤの人々は大半がパレスチナ人となっていて、現在のイスラエル国民の多くは、どちらかというと東欧というかコーカサスあたりの民族の流れらしいので、歴史的に誰の土地かっていうとパレスチナの人なんだろうと思うし、近代以降のいろいろでイスラエルの建国を認めたにしてもパレスチナとの併存があるべき姿ではなかろうかと思ったりする。
それにしてもキリスト教とユダヤ教、イスラム教って旧約聖書から始まってるという意味ではみな同じ神様を信仰しているのではないかとしか思わんのだが、なぜにここまで対立するのか理解全然できない。宗教心があまりないので不思議で仕方がない。
とある説によれば日本で宗教と政治の分離がそれなりにできているのは織田信長のおかげらしい。
世俗の権力に対抗したら皆殺し、殲滅しかないというのは確かに効いているのかもしれない。秀吉も家康もその流れに乗っかってキリスト教の流入はよく為政しつつ寺請け制度にして体制内に収めちまった。結果日本は世俗の権力と宗教的なことも含めて「権威」として天皇制が存続してきたのだろう。
何しろ世襲であるから代替性がない。しかも男系とか絞っているとますます後継者限定されるし。
これも僻地だから成り立ってるんだろうな。エルサレムちかアジアヨーロッパアフリカの結節点で、そんなの許されなかったんだろう。
世界の主流とは違う世界に生きているので、イスラエルやウクライナでの戦争の根底に何があるかはよくわからないが、子供が飢えて死ぬような社会はダメってのは普遍性あるんじゃな.いかな。
それを是認するような信仰は間違っていると思う。排他的であるのはよくないと思うんだがな。