
営業マンたるもの顧客のニーズあるいはウオンツを早期に把握して対応しなければならない、ということで、傾聴のスキルやら、質問の仕方など、まあ訓練するわけであります。
特に個人で対価を支払うもので最も高いと思われるのは住宅と保険と配偶者(違う)であります。
自分の商品と顧客の購買力・嗜好がマッチするかどうか見極めるのがとても大事なわけであります。
どんなに素晴らしい性能の商品でも、例えば形が顧客にとって好きになれないものを好きになってもらうのはとても難しい。
まだ嗜好が固まっていない子供に何とかレンジャー繰り返いして見せたら好きになるって物ではないということ。
いいか悪いか知らんけど、そんな訓練というか現場を長年やってきていると、相手が何言ってるかの本当のところというか基盤みたいなものが想像できる気になる。合っているかどうかはわからんから、その辺はポーカーフェイスで居ればいいのだけれど、根が単純なのですぐ顔に出てしまっているかもしれない。
論破とかいう言葉がはやったけれど、論破する必要なくね?ってのがこのお仕事では重要。
すべて顧客の判断で選択してもらうのがいい。選択の結果に関しては責任あるけれど、判断したこと自体には責任持てないし、持つ必要もないように顧客にとっての事実を積み上げて提示していくのが好きだ。それは顧客のとっての事実であると同時に第三者的にも事実であるべきだ。
今世の中では、自分と「あなた」との間で事実であれば、第三者的に認められないほうがむしろ事実なのだ、みたいな傾向があるように思う。
誰が見てもそうだとまではいわなくてもほとんどの人がそうだと思うことがあっても、それは騙されているとか、隠された事実があるとかあまり根拠なく主張するのは困ったものだ。
それが、次期大国の大統領とその仲間たちとすれば、困ったでは済まないかもしれない。
どうしてこうなったのか?僕にはよくわからない。
なんとなくだけれど、動画での情報共有ってのは要因の一つであるように思うのだが。