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休日の在り方@鶴見20230107

天気予報では雨または雪といわれていたが快晴になりました。昨日がものすごく寒い朝だったので今日は少し暖かく感じるくらい。富士山も霞んでいるのは気温が高いからだろう。
僕た個人向け不動産にかかわるものは今年はたいていの場合5日から仕事で連休があっても基本関係ないのだが、世間的には御用始め4日ですぐ3連休ということで気合入らないのではないかと思う。
近所に住む弟君は今年は9日まで思い切り休むとのこと、定年も近いし、頑張る意味がないらしい。

自分が社会人になったころの会社の偉い人は、日本は資源がないから加工貿易で儲けないといけない、だから、みなで一所懸命働かないといけない、と言っておられた。陸軍士官学校からシベリア抑留を経て経済界のある意味トップに立った人の頭の中はわからないが、少なくとも僕たちにはそう語っていた。

「加工貿易」なんか懐かしい響きだ。小中学校でもそう習ったような気がする、今から50年も前の話。
働きバチとかモーレツとか言われ長時間労働で原料買ってきて製品にして輸出して稼ぐ。今から見たら嘘みたいな円安の1ドル360円なんだから、外国産のものは高くてそれだけで高級品でありました。
外から見ると格安の費用で製品に仕立ててくれるのだから便利でよかったはずなのに、いつの間にか自国内の製造業が衰退して雇用の問題は起きるは、高い貯蓄率(郵貯の果たしたた役割はでかい)を再投資に回して生産性あげてくるわで、調子に乗るんじゃねえよ敗戦国のくせにということで無理やり為替レート変更でいきなり円高でぷしゅんとなったのは僕が社会人になる時期と重なる。

加工貿易ということもあまり言われなくなって内需拡大せにゃ、オラオラとバブル経済になって調子に乗ってアメリカのプロパティ高掴みさせられて、彼らを助けて自分たちは沈没したのが30年前。
振り返れば特殊詐欺みたいなものでありました。
その後の中曽根小泉以降は、一度怖い前にあったのでもうおびえっぱなしの言いなりであるのは周知のとおり、悪い形で僕ちん違うだよ的な最長政権へと続いたのであります。
新政党や民主党など政権とった野党も、そこは同じ穴の狢みたいなもので状況を打開しようとしたとは感じない。

いつのころからだったか、休みはきちんと休みましょうと国が音頭取り始めたのは。
過労死とか妙に問題になるようになったけれど、たいていは過労によりメンタルやられてのことで、死ぬほど体力使って働くなんてのはそう多くはないんじゃないかな。
若いころ一日16時間労働休みなしみたいな日々でありましたが体壊れて働けなくなったけど死ななかったもんな。
週休二日が当たり前になってさらには祝日くっつけて連休増やすようになった。

それができる人はいいよ。

今回のCOVID19でエッセンシャルワーカーなる言葉が流布してたけど、エッセンシャルじゃない職業ってなんだ?在宅勤務出来て休日もしっかりとれる所得水準の高い仕事はほんとはエッセンシャルじゃないのか~などと思った。

必要じゃない仕事のほうが所得が高くて待遇もいい。

必要不可欠ではない仕事こそ価値を生み出すというパラドックス。
休日が続くととりとめもなくいろいろ考えちゃうな。
そんなことはともかく仕事にもだろう。今日の糧のために頑張るしかない。

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