
夜になって冷え込みが厳しい中、帰宅。
途中道でうずくまっている人発見。見ると服に血がついているし、アタマには何やらばんそうこうみたいなものがついている。この寒さの中セーターは着ているものの、上着は薄いウインドブレーカーである。別に酔っているわけでもないようだが、立ち上げれずもがいている。
まさか放置していきすぎるわけにもいかず、声かけると「滑って転んだ」とのことだが、路面が凍っているわけでもないし、そもそも出血は今ではないようだ。
かなり距離のある病院から歩いてきたとのこと、駅はどっちかというが位置からいえば通り過ぎてきている。
このまま横になって休むといっているが、路面の冷え込みで体温奪われて寝てしまったら危ないので、何とかカラダを引き起こして座らせる。
意識は明瞭のようだがなんとなく様子がおかしい。救急車か警察呼ぶかを尋ねたが、大丈夫なので少し休んで駅に向かうとのこと。
よくわからんが、明日もあるのでそのまま自宅に向った。大丈夫だろうかね。
割と温暖な横浜ではあるが、今夜の冷え込みは結構厳しい。雪の降る所であの状態では命に係わるだろうとは思うが、駅から数分の場所だし人通りもあるし割と意識しっかりしていたので大丈夫だろうとは思うけど。
道を歩いていると、老人がしゃがみこんでいるのをよく見かける。
自分のとこにも年寄りがいるので、いつ何時どういう状態になるかわからいということもあり、通りかかれば声はかける。たいていは少し疲れたので座っているだけが多いし、重篤な人にあったことは道端ではこれまでない。
電車の中ではあったな。目の前の女性が急に膝から崩れ落ちたこと。
とっさに抱えて支えて、シルバーシートの人にどいてもらって寝かせた。幸い看護師さんが乗り合わせていて脈とったりして次の駅で駅員さんに引き継いだが。男性がきゅにぶ斃れた時もあった。駅に着いたところだったので緊急停止ボタン誰かが押して、気づけば僕は119番してた。案外何もしないヒトおおんだなぁとか思ってた記憶がある。
自分も年齢的に何かあってもおかしくない。気を付けて過ごさなければ、この寒さではね。




