確認の難しさとは@鶴見20240809

キャッシュレス・ペーパーレスで契約やら証明やらがスマホの画面の中にある=どこかのサーバーの中になることが増えてきた。おっさんクレカ・Suicaが遅ればせながらスマホの中に入っているようになって、多少持ち物が減ったような気もしているが、もし電気が止まったらどうなるんだろう?という不安と疑問は消えない。
そりゃデータセンターは無停電の何らかの仕組みはあるんだろうけど、それも発電とか送電の仕組みがある程度維持されていての話で、身の回りすべて電源喪失も可能性という意味では僕が取引で地面師に出会う可能性くらいはある気がしている。

今回は賃貸契約書を専用住宅証明で用意するということだが、やはりお客様のスマホの中。スクショで提出でいいらしいのだが、そんなものいくらでも作れるって思うのだよね。
AIに頼らなくてもスマホの画面なんて見やすくするために比較的シンプルにできてるし、そこにタイムスタンプあるわけでもない。見る方が僕くらいのおっさんなら偽造されていてもわかりゃしないと思う。

そうすると、なんでそんな証明を必要とするのか?ということになるのでなくてもいいんじゃね?とも思ったりするのだ。例えばも専用住宅証明を取ることができない状態であることが発覚した場合に、空恐ろしいくらいの厳罰受けるとかってのはどうだろう。反社の取引の制裁金みたいに当該物件の価格の8割とか。高々数万円の登録免許税の軽減のためにそんなリスク追わないだろうって考え方。

世の中信頼で成り立っていると、何かの放送で言っていたが、そうだよな~と強く思ったのだ。
何かを生産するのは買ってくれる人がいるだろうという信頼だし、日本で小学生が普通にひとりで電車に乗って通学したりとか、道を歩くときに銃で武装したりしてないとか、そういうこと。
この信頼が崩れてきているのに、署名とか本人との対面とかのエビデンスがゆるっとなってきているのは、パラドキシカルだ。
信頼度が下がっているきっかけは、やはりバブル崩壊あたりだろうか。だれも責任取ってないのに、儲けようとした企業債務が公的債務に置き換えられて、庶民は何なんだよと思っていたのにずるずるときてしまった。何も日本だけではないだろうけれど。

人をだましたり、嘘ついたりしたらとんでもない罰を受ける様にすれば正直者だけになって証明とかいらなくなるのか?しかし、同じ物事でも見方によって景色変わるし、一概にだますとか虚偽とか言えないしな。
少なくともリーダーシップとる人間はそれなりの責めを負う覚悟はほしいかな。
こまごました証明を要求しておいて自らはズルズルってのはない。
面倒くさいことがあったので、どんどんフラストレーションがあらぬ方向に行くのでありました。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました