要領よくと思えど@鶴見20240830

どうなるか今のところ不透明だが、9月以降少なくとも住宅ローン金利は少し利上げの方向なので、本来なら約30年ぶりに金利のある世の中という流れではある。
と言っても住宅ローンの金利水準は「優遇」という名でどんどん低下してきており最近は年利0.3%かつ団信も昔よりは充実したのがパッケージのような状況になっていたわけで、事務費用考えればどうか考えても利益の出る水準ではないと思っていた。
金利のある状態は、割引率で考えれば将来の価値が現在での価格に対して高くなるわけで、収入が上がるのであれば相対的に債務は小さくなるから、そう悲観的になる必要はないと思っている。
それでもユーザーは当面お支払いが高くなる前にローン組もうと思う場合が多いので、動きがあると思っているのだが、岸田さんがやめるというタイミング微妙すぎて9月の商戦は厳しいんじゃなかろうかと思っている。いつかなと思っていた総選挙は秋でほぼ決まりだろう。選挙あるときは止まるんだよね。

儲けようと思って実践できる人は機を見るに敏で、どのような動きがあっても自分の利益に結び付けることがうまい。どうも僕はそういうことが上手ではない。欲がないわけではないのだが儲けるのがへたくそなのだ。
おそらくこれは意識していないと身につかない能力で、意識していてもうまくできない人の多い能力だと思っている。まあ生きいければいいのだと納得するしかない。 

たいていの場合、そこそこ学校のお勉強ができてそれなりの学歴を重ねると、そこそこの既存の企業や役所で仕事を得ることができて、まあまあ生きていくのにはさほど困らない。
家業のある人の場合、ベースがあるだけに跡継ぎが優秀であった場合飛躍的に事業を伸ばすこともあるが、それほど多くはない。ユニクロなんて稀有な存在だろう。
起業してそれなりのビジネスに持っていく人はあまり学歴関係ない気がする。要はその気があるかどうかだけ。リスクもとるけど果実もでかいこともある。
最近はその他の投資家という儲け方もあった。低金利で貨幣の価値は下がりにくい状況ではあったが、相当貨幣が供給され続けたのに日本ではデフレが続いた。何が起きていたか簡単である労働分配率が下がり続けたのだろう。資本への分配が増え続けたのだからそりゃ働くより投資したほうが儲かったに違いない。

これから長い時間かけて日本政府と日銀は政府の債務を整理していくはずで、前代未聞の規模なのでどうなる過日はあまり誰も予測できないのではないだろうか。
いま要領よく立ち回っていてもどうなるかわからない。いま要領よくないボクは多分今よりたいして良くならんだろうということはわかってる。
今更要領よくとか考えてもできんしな。下半期突入前にモヤモヤ考えてはいるのだが。

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