
バアサンの転倒・骨折という事態でも、たまたまお仕事が混むのがわかっていたのでソ連理に準備ができていたためか、そちらへの影響は少なかった。だが、かなりセーブして借りていたにもかかわらず本を読む時間にしわ寄せがきてしまった。
長いこと待たされていた、「暗殺」を先行して読んでしまって、さらにちらっと読んだ「民主至上主義」がなかなか興味深く、一番先に返却日が来てしまう「グローバルインフレーションの深層」が最後になってしまっていて、かなり焦っている。
なに、また借りればいいのだが返しに行くのも借り出しするのも面倒。かといって自炊してPDFにしてしまうとkindleで読むには老眼進んでつらいし、そもそも自炊が面倒くさい。
何とかあと2日で読んでしまおうとは思っている。
動画やSNS等少し調べたり、知識を補足するには手軽で便利だが、古い人間のせいかもしれないが、文字情報として取り込まないと理解がきちんとできていない気がしてしまう。テキストで取り込んだつもりになっているだけかもしれないけれど、動画見てわかったつもりになるのとは違って、わかっていないだろうなということはわかる気がする。
出版されているということだけで、記載されていることが正しいとは思わないが、よくわからない人が作成した(もしかするとAIかもしれない)動画の、それも一部などよりは正確に内容を把握できると思っている。
そもそも目で見た画像情報と言葉化した情報では、相当の差がある。画像というか視覚情報は情報量多すぎで、どこをどう取り込むかは人によって、また場合によってかなり異なると思うし、そのことに気が付きにくいのではなかろうか。
言葉の場合、その定義の問題はあるものの情報量は限定的なので、むしろ受容の仕方も規定されてしまっているだろう。
書物の中の挿絵、あるいは絵本・漫画本など絵が中心の書籍、わかった気になるのは画像が多い方だろが、咀嚼して言葉化せずに丸ごと記憶しているだけで、自分の思考回路とは別なところにあるのかもしれない。右脳人間左脳人間などというが、処理するところが異なっているようなので多分違う情報処理のプロセスがあるのだ。無論言葉の方が後からだが、そのことによってヒトはヒトたり得ているのだろうからやはり文章・言葉で情報取り込むことをおろそかにしてはいけないに違いない。
妙に動画や図表に頼るのはそういう意味であまり信用していない。会って話せば商談纏められるなんてのも実はスキルの低さの証明でしかないと考える嫌なヤロウなんですよ僕は。




