
少し業界は違うけれど、職種としておおよそ同じようなことをし続けて40年近く経つと、たいていのことは物は異なれど関係するヒトは似たようなケースをやったことがあって、それが経験値なので役には立つが、初めてに近いケースに遭遇すると、改めてシナリオを再構築しなくてはならず、経験値がかえって邪魔しているような気がする日でありました。
つい先日、実は非常によく似た事例の話があって、ビジネス上のパートナーから方法論相談されて、適当な手法が考え付かず、キャッシュがあれば的な解決先は共有しては見たものの本当にやるんだ!?という状態になった。今回のケースもある意味同じなのだが、本文の前にプロローグがあってエピローグもあるのでもう少し複雑かもしれない。
と言っても、ご相談者の利益の最大化のためにどうするかという軸をもって、整理していくと方針は出てくる。問題は実行の可能性だけ。
マンションや分譲戸建ての販売代理しばらくやっていた時はほぼ完全にパターン化していたな。
住宅が欲しいというのは割と切実・根源的な欲求で、賃貸はやはり賃貸でしかなく所有欲はあると思う。気に入ってもらうというより買えるかどうかという部分が大きくて、その分歩留まりはあまり高くならない。
仲介だとなんでも紹介できてしまうので、まず気に入るかどうかが先に来ているようにも思う。
住宅営業だと気に理かどうかがある意味すべてだ。
それでも住宅のお仕事だとそこまでのイレギュラーは少ない。相続や底地借地だとそう簡単じゃないからだいぶ違っている。
それにしても情報を整理して、不足がないか確認して、筋道立ててどうすれば解決できるか検討する、って当たり前のことが、少しパターンから外れると時間がかかる。あの時はこうだったけど少しメンバーが違うなとか。地域性もあるなとか。
こういう時は理系に人の方が処理しやすいんじゃないかな。できないものはできないって切れるから。
まだまとまっていないけれど、自分としては方向性は出てきている。
考えごととバアサンの飯の支度で、◎一日かかってしまった。一応休日水曜日。
その検証にもう少し時間かかってしまうだろう。多分組織でやっても同じなんだけれどもう少し早く対応できるかもしれないな。ただやるかどうかはビジネスだからわからない。
それにしても同時に似た案件で相談ってのも不思議。
考えて、やるしかないね。