
バアサン転倒から6日経って、痛がり続けるのでやむなく病院へ連れていった。
時間が読めなくてカーシェアあきらめていつもの東宝タクシーさんにユニバーサルデザインの車いす対応車お願いしたら、普通の配車時間と全く変わらず配車してくれた。割り増しは500円かかるのだが車いすに乗せたまま乗車できるタイプの車がかなりの割合であるのだろうだ。

バアサンは一応歩けていたので、あまり意識したことなかったが、そういわれてみるとタクシーにベビーカーだと思い込んでいたステッカー貼ってあるクルマ結構見かけてた。これは車いすのまま乗車できるマークなんだそうだ、知らんかった。まあ需要としてベビーカーのまま乗車したい人はあまりいないよね。
これまで歩行器でも積み込むときドライバーさんに悪いなとか思っていたので(単純だが駅とか病院から家まで少し前のワンメーター距離だからってのもある)
逆にワンコイン割り増し支払うことで気兼ねなく車いすで利用できるなら、本人の負荷も少ないしとても助かると思った。
福祉とか介護については知らないがゆえにうまく活用できていない事が多いとは感じる。
たまたま亡父が障碍者になってしまった関係で、バアサンも亡父も介護認定は早めに受けていたので、いざ必要な事態になった際に比較的スムーズに利用させてもらっているが、本当のところはよくわかっていないのであります。
それでも往復迎車で車種指定すると4000円くらいかかるのだが、クルマ維持して自分で仕事以外で運転する気疲れ考えればかなりリーズナブルではある。訪問診療も考えていたがこれなら普段は3か月に一度の診療なので通院でいいかなと思った。処方箋もLINEでお願いして都合のいい時間でとりに行けるしね。
肝心の診察家結果は、レントゲン撮影後、先生が「骨盤骨折してます。」でありました。
こちらの驚きに淡々と、「治療法は特にありません。薬は痛み止め出しますか?」と追い打ち。
力のかからない部位の骨折なので保存療法という名の放置しか方法がないとのこと。
「ギブスとかつけるんですか?」(オロオロ)「必要ないですね。」
「入院した方が良いですか?」(ドキドキ)「どうしてもしたいならいいけど違う医院になります。」
「つまり何もしないということですか?」「まあそうですね。」
とおプロとアマチュアの反応の違いを見せつけられて、帰宅。
処方された痛み止めがカロナール(笑。バアサンに飲ませたアセトアミノフェン入り風邪薬並み。
診療と薬で1000円と交通費の1/4でした。
つまり何もすることのない症状で僕は一日つぶれたという結果になりました。
しばらく湿布貼りと食事の提供に日々が続くことが決定した日でありました。




