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ネットリテラシー@鶴見20221116

ロイターの写真 BBCのサイト

今朝はポーランドでミサイルにより2名の方がなくなったというニュースから始まった。
水曜日なので一応休みのためでもあるが、何もする気がなくなってニュースばかり見ていた。といってもあいまい合間で録画してある「人形歴史スペクタクル 平家物語」見たりしながらでありますが。

割と早い時間にバイデンがロシアじゃねえよ的な発言が流れたのと、ミサイルの種類がロシアからは届かないものであることがそこはかとなくネットにながれて、落ち着いたもののNATOがいよいよ参戦しちゃうの?的な緊迫感が満載の一日ではありました。
G20開催中で緊急会議すぐできてしまう環境考えればいくらプーチンでもやらんとは思ったけど、軍は別の論理で動くときあるから怖い。

ロシアによるウクライナへの侵攻や、イーロンマスクのツイッター買収により、SNSの情報の信憑性というかむしろ。個々人のネットリテラシーが大事だよねという気持ちがより強くなった。
PC-VANのころにインターネットに触れ始めてはいるものの、一向に詳しくなることのない世界であり続けているのではあるが、事実に触れることなく判断することの危うさはずっと感じてる。
一つの情報に接触したとき、事実かどうか判断できるほどネットの世界は完結してないし、フェイクが簡単にまき散らされるものだというのある程度理解しているつもりだ。

今のようにスマホでぱっぱとつながる状況ではなかったころから、欺瞞的な内容や詐欺など犯罪の匂いのするものはネットにはあふれていて、どちらかというとそのような内容のコンテンツほどうまくできていて、正確さが高い情報ほど埋もれているかネットには載ってないという時代であったからかもしれない。
僕らの世代であればエロサイトに踏み込んだ瞬間にポップアップウインドウがとらなくなってPC強制終了した経験のある人が多いのではないか(僕はそんなことはなかったが)

何事もなくといっては被害にあわれた方にとても申し訳ないのだが、この件はこれ以上の大事にはならなさそうで済みそうであるが、そもそもロシアがウクライナに侵攻しなければ起きなかったNATOとの紛争という見方には簡単には同意できない。
100年前にソ連の一部にほぼ組み入れられたとしてもその前後とも東西のはざまとして戦場にされ続けたことや、ソ連時代の状況からロシアに対する民族的な意識の醸成、NATOの東進によるロシアの恐れとウクライナ国内のロシア人の問題。さらには宗教的な問題が外部からわかりにくいがかなり強くありそうなことなど、ロシアの言い分にも理由がないとは言えない気もしてる。

いずれにせよ、情報の伝達が迅速かつ軽便になることも相まって戦争がなくなるというのは20世紀後半の幻想だったということだろう。
資本主義社会の閉塞感が感じられる状況で、少なくとも経済的に強靭化することができている体制が、どちらかといえば専制主義的な体制であるという事実はある。そしてそのような体制は近世以降短命であり指導者の交代によって簡単にひっくり返ってきているというのも事実であろう。

おかしな予感はある。トップランナーが息切れしてあり方を自省しているようなタイミングで、二番手集団がわき目も振らずに追いすがり追い抜こうとしていくころ、ガス欠気味で数の多い大集団がルールがおかしいと沸騰する日が来るのではないか。

少しは自分のこと以外も考えておほしいと偉い人たちにはお願いしたいものであります。

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