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リスクに備えるタイミング

「米GDP、コロナで過去最悪の32%減 4~6月期年率」
米商務省が30日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、前期比年率換算で32.9%減少した。新型コロナウイルスによる経済封鎖で、統計がある1947年以降で最大のマイナス幅となった。先行きはプラス成長に戻るものの、2020年は戦後最悪の景気悪化となりそうだ。
日経WEB版の記事より

国内の主要企業の決算予測も酷いものだが、親分アメリカは戦後最悪の見込。
まだ金融危機になっておらず、資産価格の値下がりも大きくないのは、日本も同じ。

恐慌状態になれば株は紙くずだし、不動産価格は大きく下落する。
財政支出が支えているとはいえどうなるか全く読めない。
COVID19の抜本的対策が打ち出されれば状況は大きく変わるかもしれないが、おそらく数年かかるだろう。

世界的な規模の蝗害と水害も起きている。

 

最近はやりの「正常化バイアス」は何も個人に特有のものではないのだろう、痛い目にあい続けてきたヨーロッパが基金を作ったのは、争わず共同で事に当たるための地ならしなのだと思う。経験的に最悪なのはそれが争いに結びつくこと感じているのかもしれない。

数千年の歴史を誇る大陸国家もポンぺオが演説で使い分けたように、CCPはたかだか70年、アメリカも200年ちょっとの国だ。
中国は痛い目に合ったかもしれぬがCCPは独裁達成から内部の権力闘争以外に危機らしい危機はなかった。
アメリカは大恐慌はあったもののヨーロッパの争いに乗じて立ち直り我が世の春を謳歌した。
いずれも若く経験値の少ない国家に個性的な指導者が悪い時にかっさなっている。
ユーラシアの北にも今や腹を空かせ病で倒れそうな狼がいる。

こんな時どうするか、自分には見当もつかない。
たぶん明日の糧のために昨日と同じことをしているのだ。

まだ少しの猶予はありそうだ。よく考えよう。

2020/07/30

 

 

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