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理解できていたのか@墨田20230505

ビジネスで何かが起きたとき、対応に当たって大切なのは事実ををどれだけ正確に把握するかということ、そのための予想をしておくこと、のようなことを随分若いころに教わってきたような気がする。
予想をしておくことは、ロードマップを作成して、起こりうる事態を変数にして、ゴールへ目指すと本意なのだろうが、予想しておくにあたっては当然のように事実の把握が前提なので、結果的に旨くいかないときは事実の把握に問題があるとの判断になる。
仕事では成果を上げること・利益を生むことが目的なので、事実が移ろっていくにしたがってその把握がうまくいかない場合はある。分析しさらに予想して実践したとしても、気づけばおかしなところでひずみが噴き出すこともある。
変化していく事実を正確に把握するのは本当に難しい。自分のことはまだしも、自分以外にヒトになると何をしているか、何を考えているのか、事実を把握し理解するのはより難しい。

何らかの成果を上げるとき、その裏側で積み上げられている努力や修練があるはずなのだが、想像することすららしない場合が大半だ。果たしてその成果に対しての評価・報酬が適正なのかは、成果を提供する側だけで決められることは少ない。(中には正体不明の高額をあえて設定するというビジネスモデルもあるようだが)
ビジネスにおいてもそれ以外でも他者を正当に評価していくことは、事実をみて理解することが必要なのだと考えざるを得ない日であった。


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