このところ週末は「クレッセント池上Ⅱ」のオープンルームのた大田区の蓮沼駅周辺におります。
日曜日から区議と区長の選挙が告示されたのでやかましくなりました。
ちょうど物件の横がポスターの掲示場所なので、今日はほぼ全部のポスターがいつの間にか貼られておりましたが、選挙のことなので昨日の雨に濡れるブランクの掲示板の写真です。
公正な選挙制度があるということが当たり前で、投票率の低さや候補者の中身な度問題はあるにせよ、どんなに力があっても選ばれない可能性があるということで、権力の源泉のある場所が全員だと示しているから悪いことではない。
いま世界でまともな選挙の無い国家が勢力圏を広げているのを見るとそう思う。
僕たちが進歩と思っている制度が実はそうでもないのかもしれないとも思うけれどね。
日本は権威と権力が分離してる珍しい国。天皇というか血脈による権威が権力を行使しない不思議の国で、他に類を見ないと思ってる。祖先崇拝が辺境の地ゆえに残り続け、権力を失っても権威が残ってるってことなんだろう。
逆に権力を持ったものが権威を纏おうとするとおかしくなる。いつまでたっても権威にならないから権力を死守しようとする。長期にわたる地方首長の君臨や、政治家内部の閨閥づくりなど喜劇というか悲劇というか。
権力の源泉が当選することゆえに選挙に勝つための政策が先に立って、鳥瞰的に正しいと思われる施策がないのも課題の一つ。
蒲田駅前で選挙カーかち合って何言ってるかわからん状況で名前の連呼とかね。うっせーわ。
スマホが当たり前の世代が主役になっていくといろいろ変わりそうな気もうするが、そこまで我が国は存在しているのであろうか？
政治家の多選禁止とか世襲禁止とか、民主主義者は考えてくれればいいのに。
