不動産市況考察 2022年4月

自分なりに市況を分析してメモしてる(た)のだが見てみたら2021年1月に書こうとして途中でやめたのが最後だった。
委託業務で時間が厳しかったのもあるが、理屈で説明できない市況になっていて、訳が分からなくなってたってのが正直なところ。
受託のPJも一区切りで、いつものスピードに戻ったら、なんか変。
新年の3ケ月はプロジェクトの締めだからあまり余裕なく過ごしているうちに、世の中変ってた。
レインズレポート見ると、ウクライナの事の前からだから風向きが変わったということで受け止めたほうがよさそうだ。

購入相談の方のために物件を検索すると、価格がかなりばらついている(築年・規模補正して考えて)感じがしたことと、売却の相談で「なかなか売れない」というので調べてみると結構強気の当初値付け(地域特性・物件条件考慮すると)とか、ありまして遅まきながら気づいた次第。

COVID19対策での強烈な流動性の供給があったにも関わらず、一般の消費財はさほど価格上昇を感じなかった。むしろ流通の問題での輸入価格の上昇が指摘される中での水準と考えれば異常だったのかもしれない。
そうした中株価と不動産価格だけが急上昇するという現象がみられたのは、30年以上問題はほぼ解決されていないことを明白にしてしまった。

バブル崩壊、金利を引き下げ流動性を供給し続け、企業は守られたかもしれないが、労働分配性の再検討はされることはないどころかむしろ引き下げられてしまった。
その意味するところは深いものがあるが、こと不動産に関していえば、価格の上昇が健康的ではないという気がする。

金利、成長率と言い換えたほうがいいかもしれないと思っているが、時間を買う費用と考えると時間が「ただ」になっているのが今の日本かもしれない。

それはともかく、今売却しようと考えている人は価格の下落で注意が必要だと思うし、購入する人で中古はともかく、新築で竣工が先の物件はよく考えたほうがよさそう。
ライフステージの問題もあるし、金利の動きも気になるけれど、この戦争の行く末がある程度見えないとその後の世界も見えないし、何よりそれ以外と思われる要因で過熱感は冷めてきてるってことかなと思う。

2022/04/12

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