「生きるために大切なこと」 A・アドラー

アドラーの著作を読むのは初めてだ。

何が契機か忘れてしまった程度のきっかけで図書館に予約を入れてずいぶん待つことになってしまったためだ。

心理学の書となのだろうが、どちらかというと肉体的というか物質的な面に。「原因」をもとめ、具体的な解決策を探るという意味では実践的な印象。

よくわからなかったのは、時代的な隔たりがあるせいかもしれないが、身体的劣等感が、優越コンプレックスに結びついていく具体例。

吃音は今でもしばしば見ることができるが「くる病」となると目にすることは極めてまれだが、本文中には何度か出てくる。

また、「ライフスタイル」の概念も少しとらえにくい。普段我々が口にしている概念とは異なっているのは構わないのだが、何か抽象的なあるべき姿がに向かって努力する姿勢なのかもしれないと思うとどうもとらえどころがない。

我々日本人の場合、神学的な絶対者が理解できないせいかもしれない。

とはいえフロイトの研究を目にしたときは心理学はとても抽象的で、わかりにくくいったい何の役に立つのかと感じたが、まるで幼いころの道徳の授業のような具体性を伴っているという点が違いなのだろう。

自分を冷静に見ることは難しいが、具体的な視座を仮にでも与えてもらうと他社の見え方は変化あるいは深化する。

他者の座標を振り付けることで自分自身の座標を知ることができるかもしれないと思わされた。

大変短い本何で読みやすい。

しかし、なんでアドラー読んでみようと思ったか思い出せないんだよな。

2017-11-02

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