「反日種族主義と日本人」 久保田るり子

「反日種族主義」がいつまでたっても借りられないので日本向けの副読本から読むことになってしまった。

大陸の大国に隣接しながらどうして半独立を維持できたのか?
一番基本はそこだと思うのだけれど、本書ではそこには全く触れない。
それは大国の方の事情とか主義なのかもしれんが、冊封に組み入れられたという意味ではわが国でも卑弥呼の時代に義満など、国王に任じられて権威付けしてるんで事大主義的な人やグループもあったが、とにかく海で隔たれてるから同化しなかったんだろう。
半島の地理には詳しくないけれど、見たところ山地で中原からは僻地とみなされていたことと半島で来るとすればその方向しか陸路が無かったためなのかもしれん。

朝鮮半島と日本列島は陸続きに等しい様な地理関係だから、むしろ近親憎悪みたいな感情は生まれやすいのだろう。
近くは横浜と川崎、以前住んでたとこでは大宮と浦和のようなものだ。
どっちかがうまくいってれば悔しいのだ。
帝国主義の時代にさっさと対応できた日本は隣国の圧力に常にさらされている親戚にはよほど気を使わなくはいけなかった。
今も昔も島国根性の日本人はいろいろ苦労している当時の朝鮮半島に新興の帝国としてふるまってしまった。
「なあ、兄さん、俺んとこうまくいったからやってみなよ」みたいなノリである。なんでも教わってきた兄弟が、いつの間にか時代遅れになった状況は弟分には理解できないのだ。

僕はそうした認識上の補助線を引いているのだけれど、本書ではあくまで日本帝国統治・併合時代に対しての、現在の韓国における認識とその形成過程、そしてそのアンチテーゼとしての「反日種族主義」の解説になっているようだ。
当然朝鮮半島から日本帝国のくびきが外れた後のことになるのは理解できる。
また当時からおそらく今日まで続いている半島の事情の補助線として共産主義があり、ましてや長年重石であり続ける隣国が共産主義を標榜している(今はもはやしているだけかもしれんが)民族がそのはざまで3つに分断されている(中共国内も当然多数の朝鮮民族がいるはず)状況での当事者の考え方の一端は触れることができたのかもしれない。

本来は「反日種族主義」を読んでから読むべきかもしれないが、むしろ日本人が「副読本」として書いた本書を読んでからのほうがいいかもしれないぞ、と本を買わないことにした自分を納得させている。

2021/02/18

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