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「ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」 響堂雪乃

不思議な書籍であった。
そもそも著者が実態不明でよくわからんが、随分と精力的に出版されていてついでに改名もされているので、「あんた実在するの?」みたいな人である。
著者の来歴がわからんと作品として著作だけで判断することになるし、できれば簡単に生まれてこの方を掲載しておいてくれるといいのだが。

この人のホームページも見てみた。WiX.comで作成されて手作り感がほほえましいんだけど。中身は著作のことで、なんか必要なら有料ブロマガに登録してね♡
でずっこける。
で有料ブロマガの記事目録だけが、なぜか英語で並んでるブログの本人らしき人がこちら。違ってたらごめんなさい。なんかハンサムです。

”Collagist”is a creator of new art field collaging words, information and philosophy.
よくわかんないけどコラージュする人らしい。
原稿用紙25枚くらいのブログに700円も払う気も起きないので著者探検はこれぐらいとっとと諦めました。
なんで著者に興味持ったかと言えば、この本のうさん臭さに興味持ったからなんだ。

この本自体は多分1時間もかからず読めてしまう。
各ページて世の中の出来事を一つの言葉で概念化して原稿用紙1枚くらいにまとめたのが201編。
資本家が諸悪の根源で、マスメディアは嘘ばかりで、世の中腐っとるから、若い子は本読んで、勉強せないかんよ!
という風に読み取ることも何とか可能ですが、たくさんついてる参考文献も何の意味もないし、著者の概念化された言葉使いが決して一般的ではないし、これを高校1年が読んだらいかんぜよ!に代表選手みたいな内容でした。

言葉によるコラージュでアイロニーでっせと言われても、タイトル・目次・本文のどこを読んでもガキンチョにはわからんよ。
おじさんとしては、だからあんたは若い人にどうしてほしいわけ?って聞きたくなる。

でもこの人の本随分売れてるみたいだし、文庫本にはなりそうもないし、ブロマガだって700円でちょっととがってみたい子にはちょうどいいかもしれん価格設定。
「儲かりまっか?」
突っ込みとしてはこんなところかもしれん。

15歳のキミ、ちゃんとお勉強してからじゃないと、こういう本を読んでいては、1999年に恐怖の大王が降ってくると信じた人の様になってしまいますよ。

他の著作も読んでみたくなるとのは狙いが当たってるということかもしんないね。ほかの本図書館にないわけ。でも買ってはねえ~(苦笑
司書さんたちの目はごまかせないってか。

どうでもいい度 ☆☆☆☆

2021/03/11

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